今読んでるのは「天才伝説 横山やすし」。こないだのやすしの息子の事件がきっかけです。読み始めるとそんなの関係なくなったけど。やっぱり芸人を語ってるときが一番この人は生き生きしてる気がするな。膨大な知識と現場経験に裏打ちされたこの人のエンターテイメント時評を読んじゃうと、簡単に批評めいた文章はかけないよね。「評価を下す」裏にどれほどの深いバックグラウンドが必要か知ってしまったし、対象に対する深い愛情をともなってるからこそ、その文章にひきつけられるんだと分かったから。にしても、読んでると影響を受けやすいので気をつけないと。うわっつらの真似なんてイタイことこの上ないから。

 小林信彦については何度か書こうと思ったんだけど、そのたびに挫折しました。いつも文章書く前には下調べをかめてぐぐってみるんだけど、そのたびにファンの人の濃い~ページを見つけてよみふけっちゃう。自分の文章を書くところまで行かない。今日もそうだったんだけど何とかここまで書けました。「天才伝説 横山やすし」は読んだので、明日からは「夢の砦」を再読しようかな?

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