よい曲、よい演奏

1972

 このGWに上京してCDを買いまくったわけだが、そんなかで一番よく聴いてるのがこれ。タイトルどおり70年代の香りのするポップアルバム。ソウルフルで暖かいメロディ、曲ごとに微妙に異なる楽器のチョイス、アレンジの的確さにどんどん引き込まれていく。

 僕はこの“1972”の次のアルバム“Nashville”を試聴機で聴いてJosh Rouseを知った。もちろんその場で気に入ったから買ったんだけど、ものすごいいい、というよりは結構いけるかな、という感じだった。

 個人的にはジャズっぽいものに興味が出ているのだけど、なんとなく耳に引っかかって、たまにはこういうのもいいかなという買い方だったんだな。それがなにげによく家で聴くようになってて、今回もふと見かけたのでジャズ系のアルバムと一緒に‘これも買っとくか’ということで買ったらやっぱりこれが一番良かった。

 楽曲そのものもアレンジも素晴らしく、またもや飽きがきそうにない。“Nashville”と比べるとソウル色が濃いかな?僕はどちらも好きですね。

 余談ですが、ジャズというのは僕にはなかなか難しい音楽で、それは僕の好みが微妙だからなんだと思うのだけど、なかなか当たりがない。一般的なジャズファンが好きな定番のアルバムで気に入ったものがあんまりないんだよね・・・。好きなミュージシャンのアルバムでもまったく駄目なアルバムが多くて。

 原曲がわからなくなるほど、アドリブ一本やりな演奏とかはやっぱりなじめない。そういうものがジャズであるのなら僕はジャズファンではないんだろうと思う。そういったアルバムを聴いた後、こういう一見素朴でその実練り上げられたこういう音を聴くと、やっぱりこういうのいいよねと思ってしまうのです。

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