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山中千尋/Runnin’ Wild

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楽しい音楽が聴きたい人へ

ランニング・ワイルド

2曲目のAirmail Specialがいいんだよね。先日、なにげなく試聴機で聴いたとたん耳を持って行かれてしまい、購入しました。初山中千尋です。

本作はBennie Goodmanトリビュートということで企画モノらしい。編成もレギュラーのトリオ、プラス、クラリネット、ヴァイブラフォン、ギターを加えたセクステット。この編成のアルバムも初とのこと。しかし、このプラスの部分がとっても気持ちいいのです。僕はもともとはロックを聴いていたのでギターサウンドが好きなのは当然としてヴァイブラフォンの音も昔から好きで、いままでもヴァイブラフォン入りのアルバムを何枚かここで紹介したことがあります。

僕はやっぱり典型的なモダンジャズがあんまりぴんとこない人なのかも知れない、と思うことがあります。

こういうのが本筋の山中千尋の音楽なのかな?いいと思うけど、これだと今の僕だと買うところまでいかないだろうと思ったりする。ちょっと内側に沈み込んでいくような重たい音な気がして。こういうのが聴きたくなる時もあるんだと思うけど。

このアルバムは音が陽性というか、楽器がぶつかり合うごとに音が舞い上がっていく感じがして聴いてて盛り上がれるのがいい。ちゃんとゲストのにそれぞれきっちり見せ場をつくってるのもいいし、かと思えば突然前に出てきて美味しいところを持って行ったりして、飽きさせない。スローテンポの曲のマイナーなメロディもクラリネット、ヴァイブラフォンを効果的に使って深刻な雰囲気というよりはほっとさせてくれる仕上がり。超有名なメロディとオリジナルなメロディが、古き良きジャズと現代のジャズがそこここで交錯しているんだけど、全然奇をてらった感じにならず、一気に最後まで聴き通せてしまう。とってもエンターテイメントな作品だと思います。

しかし、このアルバム、山中千尋はわりと後ろにいて目立たないパートも多いのだけれど、アルバム全体のまとまりは素晴らしいですね。ピアニストに止まらない、才能ある人なんだな。

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Dead End/shambara

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20年前、へヴィーローテーション中でした

前回とはまったく違うジャンルのアルバムについて書いてみます。今までも何回か触れたことがあるのですが、かつて僕は、メタラーであり、ギターソロ至上主義者でした(ギターソロがない曲はロックではないと思っていた)。80年代、バンドブームの前にジャパメタが流行っていて、中学・高校の頃はかなり聴いてました。有名なのはラウドネスとかアースシェイカーとか44マグナムとかかな?僕もそれらのバンドを聴いていたのですが、それよりも好きなバンドがありました。それがDead Endです。


なんか凄い衣装を着てますけど、ヴィジュアル系じゃないですよ。ヴォーカルのMorrieはそちら方面に結構影響を与えているそうですが、ギターは様式美していて、ベースはグラム系、ドラムはプログレ出身とバックグラウンドがバラバラなメンバーの集まりでした。一応ヘビーメタルの枠には入っていたけれどもアルバムが出るたびに当然のように音楽性が変わっていき、最後に出るZEROではその枠からもはみ出てしまい解散しました。

shambara[+2]

彼らの出した4枚のアルバムはどれも好きですが、中でも好きなのがぎりぎりヘビーメタルに止まっている、このshambaraです。You Tubeでいろいろ観てたら懐かしくなってしまい、iTunes Storeでポチってしまい、ほぼ20年ぶりにちゃんと聴いたんですが、やっぱりいいアルバムという思いは変わりませんでした。当時一番気に入っていたギターソロはトリッキーかつ個性的なフレージングではあるんだけど、いかにもヘビーメタルしていて「懐かしいなあ」という印象なんですが、楽曲とアレンジは今の耳で聴いても古くさくないし、いいな、と思います。

このクオリティはもちろんバンドの地力があってのことですが、プロデューサーの岡野ハジメの力も大きいんじゃないでしょうか。彼が当時やっていたバンド、Pinkの影を結構感じます。メタル系のバンドらしからぬ、ファンキーさや、プログレっぽさとか。あるいはメンバー自体に様々な趣向があったのが、プロデューサーの手によって表面に出てきたのかもしれないな。

結局このバンドが最後に好きになった日本のヘビーメタル系バンドになりました(洋楽ではガンズ)。ジャンルにくくりきれない音楽が好きなのはこの頃から変わらないみたい。再結成してアルバムも出したそうだけど、どんな音なんだろう?

それにしてもラストの‘I Can Hear The Rain’はやっぱりいいなあ。サビの繰り返しがとても印象的。名曲です。

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Port of Notes/Luminous Halo

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輝きを取り戻した快心作。へヴィーローテーション中です

Luminous Halo(ルミナス・ヘイロー)〜燦然と輝く光彩〜

長くやっているバンドやユニットはほとんど初期の輝きがまぶしければまぶしいほど、その後の活動は困難になるものだと思うのですよ。たいていは成功した方法論にそって作品を作るから次第に新鮮さを失っていくでしょう?なんとか目先を変えて新しいことをやろうとしても、そのユニットには合わなかったりするし、合っていてもファンからそっぽを向かれたりする。あるいはメンバーの意見が合わなくなるか。正攻法でマンネリをのりこえようとすると今度は過去の自分が大きな壁になって立ちふさがる。

そういう場合、そのアーティストについては初期の作品ばかりを聴くことになるわけです。別にその人を嫌いになったりはしません。かつての作品は確かに素晴らしいのだし。いつかまた凄いのを作ってくれないかな、と思って新作が出ればチェックし続けます。

Port of Notesもそうだったんです。初期のEPが大好きでした。

  • Port of Notes(1997年4月25日)
  • With This Affection(1998年5月23日)
  • more than paradise(1999年7月30日)
  • Salavah(2000年5月31日)
  • Lilac(2000年6月25日)

wikiから転載しましたが、すべて2000年以前のリリースなんですね。かっこよくてクールなのに情感があってさびしげで・・・繰り返し繰り返し、聴きました。この中の収録曲の何曲かは名盤といわれるComplain too much(1999年1月23日)に入っていますが、EPのアレンジの方が好きです。

その後の作品も聴いてたのですが、あまりはまることが出来ませんでした。曲も演奏もけっして悪くない作品なんですけど、なにか迷いが感じられて。初期の彼らは基本的にDSKの曲を畠山美由紀が歌う、という構図だったと思うんです。美由紀さんの歌声はもちろん不可欠なんですが、DSK主導のユニット。その後、畠山美由紀がソロでデビューし、他にも様々なユニットで活躍して、古巣に帰ってきたとき、DSKの曲を歌う、という構図が不自然になったのかもしれません。

DSKもソロ活動して表面上、やってる音楽に違いが出てきていたし、Port of Notesの立ち位置が曖昧になってるような気がしてなりませんでした。この頃のアルバムを聴くとなんとなくお互いに遠慮しながら以前のPort of Notesっぽい作品作りをしているような感じ。・・・邪推かも知れないけど。

本作を聴くとそういう部分がまったく感じられません。いい作品を作ることに集中している。その結果、以前とはかなり曲の感じは変わったにも関わらず、Port of Notesにしか作り得ないものが出来上がっている。前よりも情感たっぷりのでも相変わらずさびしげで、でもポップでもあって・・・「今の彼らはこうなんだな」と素直に納得できる素晴らしい楽曲が並んでいました。

このインタビューではこんどのアルバムについて2人はこんな風に言っています。

畠山 「そうですね……。すごく手前味噌なように聞こえてしまうかもしれないですけど、こういう作品って今までなかったように思うんです。曲の雰囲気自体、洋楽とも邦楽ともいえない感じだし。自分たちとしては、すごく画期的なアルバムを作ることができたと自負しています」
小島 「曲作りに関しては、すごく悩んで試行錯誤したんですけど、最後はすごく楽しみながらレコーディングすることができて。

やっぱり突き抜けて新しい何かを生み出すのは大変なんだろうなあ。今回外部プロデューサーを立てたのも新鮮さを増す、いい効果を生んでいると思います。

とにかく今回は楽曲がよくて、演奏も素晴らしいです。完成度が高いのに肩も凝らず何回も聴けます。今までファンだった人はもちろん、「なんかいいアルバムないかな」と思っている音楽好きや、部屋でバックにかけておくのにちょうどいい音楽を探している人とかにも聴いてもらいたいですね。

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magic mouseを買ってしまった

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こないだ行ったライブの前に天神のアップルストアで買ったのがこのmagic mouse。

magic mouse@箱入り

以前に比べて包装は凝ってないよね。なんか石鹸箱みたいなのに入ってた。

magic mouse@箱出し後

説明書は相変わら超シンプル。まあ今回はそれほど長い説明はいらないんだけどね。気をつけないといけないのはただマウスを認識させただけではスクロールやスワイプとかが出来ないことくらいか。ソフトウェア・アップデートが必要。これでフルに機能を発揮できます。

新旧マウス

新旧マウスを並べてみました。右のV470 Bluetooth Cordless Laser Mouse for Notebooksは気に入ってたんですけど、スクロールが少しスムーズに出来なくなってたんがちょっと不満でした。使えるんですけどね。そしたらちょうどこのmagic mouseの発表。物欲に負けました。

数日使ってみたんですが、慣性スクロールが気持ちいいです。iPhoneと同じ操作感。アップルストアで触ったときはスワイプのやりかたがイマイチわからなかったのでスタッフに聞いてたら、「マウスを固定して、2本指を置いてから、さっと動かせ」ばいいとのこと。今は普通に使えてます。

ただ使えるボタンが減りました。V470では左右のチルトホイールをコピー・ペーストに割り当ててたのですが、それが出来なくなったのが個人的には痛い。しょうがないのでユーティティソフトを入れてしのいでます。いろんなところで話題になっているExpogestureはなかなかいいですね。

Expogesture

左右回転をコピペに割り当ててます。一回転くらいじゃ認識してくれないのがちょっとストレスですが、なんとか使えます。exposeも他のジェスチャーに割り当てました。当面はこれで行くつもりです。

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Port of Notes LIVE@福岡・BEAT STATION

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Port of Notesのアルバムとチケット

デビュー時から好きで聴いてて、今も活動をしている数少ないユニットがこのPort of Notes。福岡にライブに来るというので日曜日に行ってきました。ライブを見るのは今はなき新宿リキッドルームでのワンマン以来だから7,8年ぶりだろうか?事前にアルバムを聴き損ねたのが残念だったのだけど、まあワンマンだから昔の曲もいっぱいやるだろうし、楽しめるだろとお気楽に参加。

最初の4曲はDSKこと小島大介のソロで緩くスタート。途中から美由紀さん登場で盛り上がるという感じで和気藹々という雰囲気。歌声はなんか以前よりも力強い感じがする。新曲の曲調のせいかな?でも初期の研ぎ澄まされ過ぎて脆い部分もやっぱり残っていてやはりいい。こういうのって彼女のソロではあんまり感じなくて、やはりDSKとやってるからでるんだろうなと思う。

今日の編成はPort of Notesの2人とGとDrの4人。サポートの人数はこれくらいがちょうどいいなあと思った。DSKのギターもいっぱい聴けたし。新曲はそんなことで全然知らないまま行ったんだけど、どの曲も楽しめました。今アルバムを聴きながら書いているんですが、両方のソロの成果を持ちよりつつ、このユニットならではの味もあって長く聴けそうです。初期からの曲も、僕が一番好きな‘(You are) More Than Paradise’をはじめ沢山演ってくれたし、大満足。

ところでサポートでギターを弾いていた小池龍平がソロアルバムから1曲披露ということでやったMJのカヴァーはよかったな。いきなり客がノリノリになって、その後美由紀さんが「さあこのあとは暗いPort ohf Notesに戻ります」みたいなことをいってておかしかった。まあその暗さがいいんじゃない?彼女も分かってていってるんでしょうけど。

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イヤホンスパイラル

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そこそこいい音でケーブルの絡みにくいDENONのAH-C350というイヤホンを使用していたのだが、断線してしまいました。仕方がないのでアップル純正のイヤホンに戻したんだけど、外れやすいし、音漏れはするしで、やっぱり別のを買わないと、と思い立ち、購入してしまいました。

開封前@Klipsch image X5

以前アップルストアに行ったとき試聴したんだけど、「イヤホンに3万近くもだせないなあ」と思い、断念。今回、ふとamazonを見たら、えらく安いじゃないか。いや、この値段でも高いけど、定価より1万以上安くて理性を失いました。

開封後@Klipsch X5

Klipsch image X5です。軽いです。小さいです。カナル型としては装着も簡単だし、遮音性は抜群。電車のホームでも列車の音やアナウンスがなんとなく聞こえますが、全然気になりません。通勤時のイヤホンとしてはすごく使い勝手がいいです。画像で装着しているイヤーピースはダブルフランジの大きい方。自分にはこれが合うみたい。

音質については僕は左耳が難聴なので多くは語れませんが、締まっていてタイトな音という印象。若干低音寄りかなあ。各楽器の音がきちんと聞こえるので何度も聴いている曲が違った印象に聞こえたりする。むりやり迫力を演出した部分が感じられない素直な音だから聴いてても疲れないし、楽しい。今もいろいろな曲を聴き直しているところです。

iPodでいえばボリュームは6くらいで十分なので耳に優しいのも僕みたいな持病がある人間としては嬉しい。これからはこれを愛用することにします。イヤホンスパイラルはこれで終わるかな?断線しないよう注意しよっと。

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WPtouchを入れてiPhone最適化

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WPtouch適応後画面

iPhoneが生活に溶け込んで久しいのですが未だにここはiphone対応してなかったのに気付いたのでWPtouchというWordpressプラグインを導入。

画面はこんな感じになります。なかなかいい感じですね。

導入はDLした後プラグインフォルダにULして有効化するだけ。設定とかはいじらなくても問題ないみたい。超簡単。もっと早くやっておくんだった。

ダウンロードはここから。おすすめです。

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Tweetable使用開始

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Twitterを始めました。結構おもしろそう。でもまたブログを放置してしまいそうで、だったらブログからつぶやけないかな、といろいろ調べていたら、この記事でTweetableというよさそうなプラグインがあるのを知ったので早速導入。説明などは全部英語なのでこの記事を見なければ使えるところまでいかなかったかも。今から初投稿してみます。

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Perfume Live@横浜アリーナ

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夕方に新横浜に着いて軽く腹ごしらえをした後、ライブ会場である横浜アリーナへ。

Perfume live@横浜アリーナ

やっぱアリーナというだけあってやたらと大きい。

会場の様子

いつもどおり雑多な客層。だだコスプレ率は以前より高いかな?あちこちで撮影会みたいになってました。

会場内はいままでのライブと比べると熱気みたいなものが感じられなくて、盛り上がるのかな?とちょっと不安でした。始まる前の手拍子もまばら。なんか集中してない感じはライブが始まってしばらく続きました。僕がそう感じたのは席がスタンド後方だったせいもあるのかも知れない。周りのお客さんが初Perfumeっぽい人が多かったこともあるだろう。考えてみたらアリーナクラスの客すべてが熱狂的なファンなわけではないわけで、友達や恋人などについてきた客も結構居たと思う。

でもPerfumeはそういう客を振り向かせるのは十八番なんですよね。ステージング・演出・ダンスで引きつけておいて、トークでリラックスさせ、いつのまには3人のペースにみんなが乗せられてしまう。僕のとなりはカップルで、彼女のほうがファンで彼氏が付いてきてるっぽかったのですが、最初じっとみているだけだったのにだんだん手拍子を始め、最後は拳を突き上げて盛り上がってました。‘edge’をやるころにはいつものライブの雰囲気になってましたね。

まあ、こういうことは後で振り返って思ったことで、ライブ中で自分が盛り上がるのに集中してました。もっと細かい部分をみようとライブ前は思うのだけど、はじまってしまうといつもはじけてしまうのです。で、ただただ楽しかった、また行きたいなあという感想しか残らない。中毒性がはんぱないです。

ライブの最後で、来年ファンクラブ限定でライブハウスツアーをやるとの発表があり、盛り上がりました。行く気満々ですが、はたして体力的にもつののでしょうか?

傘@Perfumeグッズ

ライブが終わったら雨が降ってました。僕は買いませんでしたが、グッズの傘が馬鹿売れしたと翌日のライブであ〜ちゃんが得意げに語っていたそうです。

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関東旅行記@東京タワー

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14日は特に予定を立ててなかったのですが、定番の東京タワーに行くことに。ここも母が修学旅行以来とのこと。

全景@東京タワー

これが全景。母曰く、「私が来たときはもっと真新しかった」
中に入るとさすが平日。結構すいてます。以前休日に来たときはめいっぱい並んだのですが。

お台場方面@東京タワー

エレベーターで展望台へ。やっぱり高くて気持ちいい。写真はお台場方面の様子。曇ってたので遠くは少し見難いですね。

ガラスの床@東京タワー

これは展望台の床。ガラスになってて下が見えます。僕は平気でしたが、学生が怖い怖いと騒いでました。

その後は東京駅に向かい、お土産を買ってから両親は九州へ向かう新幹線へ。僕は残って横浜に移動しました。

その夜はperfumeのライブなのです。

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