雨降り

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 になると聴きたくなるのがこのマキシに入っている‘スコール’。「彼の誕生日プレゼントを買いに出たら、雨に降られて云々」というよくある歌詞なんだけど、彼女のうたとピアノにヤン富田が付け加えたちょっとした効果音がぴったりはまってなんだかすごくいい。もちろんウォーホールに象徴されるニューヨークのアーティストとその時代への憧れを歌ったタイトルトラックも伸びやかなメロディとちょっとさびしい歌詞が印象的な2曲目もいいです。

 このジャケットに写っているのは地下鉄の六本木駅で、内には以前書いた青山ブックセンターで立ち読みをしているかのさんの写真があったりします。これは都市の中にアートがあるということの象徴なのでしょうか?

 かのさんは“青い地球はてのひら”からこのマキシを経て、“EXTRA BRIGHT”が出るころまでがいちばん好きです。

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