12月 31
以前書いたイヤホンですが、まったく手放せなくなってます。なにしろ音はいいし、遮音性は高い、音漏れはしないということで非常に使い勝手がいいのです。ずっと聴いてても疲れないし。通勤はもちろんのことちょっと外出するときも必ずもって出かけます。生活に彩りが加わっていい感じです。
が、しかし、それまであんまり気になってなかった自室の音環境が物足りなくなってしまったのです。当時はMacのミニジャックからDJミキサー経由で初代K’sのアンプ・スピーカーというセットで鳴らしていたのですが、BGMとしては十分な音でした。もっといい音があるんだろうなとは思ってましたがオーディオにはまるのはやばそうなので知らない振りをしてたのです。このイヤホンに出会うまでは。

そんな折り、長年プリアンプ代わりに使ってたDJミキサーが壊れてしまって音がまったく鳴らなくなってしまいました。オーディオ的にいい音がどうかは知りませんが、くっきりした太い音がお気に入りだったので結構ショック。仕方がないのでMacからアンプに直結したのですが、この音がしょぼいというか頼りない音なのです。さすがにこのままの状態は嫌だと思い、機材の買い換えの検討を始めました。
DJミキサーは東京にいる頃、イベントの練習用に買ったものなのでその買い換えは不要。とすればアンプかスピーカーのどちらかになる。久々にオーディオ関係のサイトを巡る旅に出ました。というか、今もそれは続行中です。ブログの更新とツイッターをしてる時間が減ったのはこれが原因なんです。
タイトル通り、イヤホンを衝動買いしなかったら、ミキサーが壊れてもオーディオにはまることはなかったなあと思います。イヤホンはアンプやスピーカーに比べれば遙かに安価でいい音が聴けるのが魅力なんですが、それは結構罪なことですね〜。
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12月 23
日曜日に行ってきました。ライブ前に食事が出てきたんですがこれが美味しかったんです。和食系で休み前の飲み会で胃がもたれまくっていた自分にはちょうどよかったです。雰囲気もとってもいいんですよね。何度もライブをしたくなるの、わかります。
まさかの生音ライブ(マイクすらない!)は温かい空気に包まれた素敵な空間でした。生ギターの響きに重なる山田稔明の声は10年分の年輪を感じさせる味わい深い響きがあって、その曲のよさを際立たせていたと思います。
MCもリラックスしたものだったのですが、時折現在の活動に対する手応えを語る姿がなんだか頼もしいというか眩しいものをみている気がして、過去のライブの数々を思い出してしまいました。当時も強気の発言は多かったけど、ちょっと強がりなんじゃないかと思ったりしてたんですよね。今も迷いとか不安とかはあると思うんですけど、なんというか覚悟を感じました。これでやっていくんだ、というような。
誰だって考えていることは感じていることに大きな違いがある訳じゃない、ただ自分はそれを歌に出来る才能があるんだ、というような意味のことを彼はいってたけど、確かに僕は言葉にできない、言葉以前の想いみたいなものをすくい上げる山田稔明の歌に惹かれて長いことファンで居続けているんだと思います。しかも分かりやすくきれいな日本語で。そしてそれを出来る人はとても少ないと感じます。
こんどのライブではこれからも長くファンを続けられそうだで信じることができてとても嬉しかったですね。今、セカンドソロの制作中だそうですが、披露された曲を聴いて期待に胸が膨らみます。

会場で販売していたクリスマスソング集。生歌を聴いた記念に久々にサインをもらいました。気に入ったけど、クリスマスソングってその時期しか聴けないのが残念だよねー
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12月 12
乾燥すると唇がすぐ乾いてしまい、酷いときには切れて出血してしますので冬は加湿器が必須なのです。
去年まではダイニチのハイブリッド式加湿器 を愛用していたのですが、リビングにあった別の加湿器が壊れてそちらに移動することになり、やむなく別のを買うことに。
それからネットでいろいろ調べた後、以前から気になっていたこれに決めました。

チムニー ハイブリットSホワイトです。もくもく煙が出てくるのをみていると和みます。しかしそこまで乾燥していない状態で使うと床が濡れてしまうようで、実際自分の部屋で弱で使っていたのにそうなりました。なのでおやすみモードで試用中。今のところ問題ないようです。
ところでこの加湿器は超音波式とハイブリット式の切り替えタイプなのですが、どうも水道水だとカルキやミネラル成分がミストに混じって飛散するのでよろしくないということなので、一緒に浄水器も買いました。
東レのトレビーノ:スーパータッチという浄水器です。

蛇口に取り付けるタイプはもっと高いと思っていたのですが、最近のは安いんですね。加湿器に使うだけじゃなくて、料理とかコーヒー、お茶とかもこれでおいしく飲めそうです。
ネットで買い物をするのは結構好きで、いろいろみている内にあっという間に時間がたってしまいます。ほどほどにしとくべきなんだろうけど、ストレス解消にもなるし、やめられないんだろうな。
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12月 09
クラーク=ボラン楽団のお宝盤をゲット!

タワレコから「94年に1500セット限定で発売されたクラーク=ボーラン楽団のお宝盤をイタリアの倉庫にて発見!デッドストックになっていた貴重盤が緊急入荷しました!超限定数の入荷になりますので、ご注文はお早めに!」というメールがきてたので速攻入手。だいぶ前に注文したのがやっと一昨日届きました。

自分のは1307番目みたいです。届いてからずっと聴きまくり。やたらとかっこいいです。
内容は3つに分かれています。
- CD1:‘VOLCANO/‘RUE CHAPTAL’(LIVE AT RONNIE SCOTT’S CLUB, FEBRUARY 28TH, 1969)
- CD2:‘AT MAJESTY’S PLEASURE’(RECORDED AAT MAJESTY’S PLEASURET EMI STUDIOS ,SEPTEMBER 5TH, 1969)/‘OFF LIMITS’(RECORDED AT CORNET STUDIOS, SEPTEMBER 30TH, 1970)
CD1はロンドンのクラブでのライブですが、素晴らしく臨場感に溢れていて圧倒されます。繊細且つパワフルな演奏とどんどん盛り上がっていく会場の雰囲気が最高です。ビッグバンドよりもセクステッドでの気高く気品に満ちた演奏のほうがいい、と思っていたのですが、やはりライブで聴くならこっちですね。ツインドラム、ベース、ピアノ、ホーンが一丸となって突っ走る様は豪快で気持ちいい。この気持ちよさはロックを聴いているのと何ら変わりないです。ちゃんとテーマのメロディもきこえるから分かりやすい。
CD2は2枚のスタジオ盤が収録されていて、‘AT MAJESTY’S PLEASURE’の方はライブと同系統の音。ツインドラムを炸裂する中、華麗なソロが繰り広げられる「Doing Time」がいいです。‘OFF LIMITS’の方は以前紹介したのと同内容。これだけは当時のニュージャズの影響を受けた実験的な内容。かといって聞きづらいとかはなく、パワーの中に新鮮さを加味した強力な内容です。
ジャズ寄りのプログレよりもフリーぽさがない分、聴きやすいかも。ロックファンとかがジャズに入るには凄く適した内容だとおもうんですが、なぜこれが限定なんだろ?特にCD1のライブはめちゃめちゃかっこいいのでこれ単独で再発してくれないかなあ。
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12月 03


本書のなかほどに出てくる、
●ツイッターの三か条
1. すべてを読もうとせずに適当に流す
2. 大切なことはリツイートで再び出会う
3. 読みきれないと思ったら静かにアンフォロー
という部分を読んで、アカウントをとりました。気楽につきあうことが出来そうなサービスだったから。
受験生の頃から新しいことを覚えるときは解説本を買うのがくせになっているのですが、今回は個人的に愛読している「ネタフル」のコグレさんが著者に名前を連ねている、ということでこの本を購入してみました。
ニュース紹介系のブログなのにネタフルはネタの選択に偏りがあり、趣味が反映されまくっているところが気に入っています。ただ、情報をとるだけではつまらないんですよね。発信する人が感じられる方がいい。
この本ではツイッターの操作方法の説明自体は軽くふれるにとどめ、著者のツイッターとの出会い、最初のとまどいと、次第にはまっていく過程、ツイッターというサービスの始まり、アメリカ本国及び日本で発展していく様子、様々な個人、団体、企業の使用例などが細かく書かれています。
つぶやくだけなら誰でも出来るわけで、ツイッターの何が楽しいのか、ということをいろんな例を使って描いているこの本は、ツイッターがある生活を想像することが出来る点で有益でしょう。
例えばツイッターを理解する上で、重要な「フレンド」と「フォロー」の違いについて、
つまり、人間関係を可視化するのがフレンド機能であるとすれば、フォローは自分本位で情報に触れる機会を増やすための機能と考えていい、ということです。
と、説明していて、mixiが濃すぎるなあと思っていた自分に、ツイッターはあっているのかも知れないとも思いました。
アカウントを取って1ヶ月あまりたちますが、その直感が正しかったみたいです。自分に興味のあることをつぶやいている人をどんどんフォローして面白いネタが手には入れようと思っていたのですが、そしてその目的はかなり達成出来ているのですが、楽しさは別のところにありました。
タイムラインを流れていく会話を面白いなあと思いながら、ぼけっと眺めつつ、たまに言いたいことがでてきたらちょっと参加してみるというのが最近の使い方なのですが、これって90年代後半頃、すごく楽しんでいた個人HPの掲示板の感覚なんですよね。うまく回っている状態の掲示板はみていて本当に楽しかった。でもうまく回すのはほんと難しいし、管理人にはすごく負担がかかっていました。
だからいい状態というのが長く続けられるのはまれなのですが、タイムラインには管理人は不要だし、レスをつけるつけないでもめることもない。今のところそういうことはないけれども、うるさいつぶやきが多い人がいれば誰にも断らず、アンフォロー出来る。なんといっても、自分のタイムラインは自分のもの。
同じタイムラインは二つとしてない
のだから。
役にたつかとか、儲かるかとかいうことの回答はこの本にはありません。日々の生活がツイッターで少し面白くならないかなと思っている人にはヒントが沢山あるのではないでしょうか。
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12月 01
この間TwitterのTLを眺めてたらこんな文章にぶつかりました。
ファンの期待に追いつかれた瞬間に終わる、と思っている感じなのだ。だったらどうするか、という高い志に貫かれたライブだった。客が敵だ、というのではなく、愛し、尊重しているからこそ、闘わなくてはならない、ということだ。
言ってることはわからんでもないけど、「闘う」って言葉をPerfumeに使うのはなんか違和感があるな。
むしろ「楽しむ」ことを突き詰めた結果があのライブなんではないかと。3人はお客さんの笑顔にこだわるでしょ?それを見るにはPerfume自身が楽しまないと、ということをよく言ってますね。
しかし、横浜アリーナクラスでお客さんを楽しませるには、そのキャパを生かした演出も必要になってくるわけで。その演出を余裕をもってパフォーマンス出来る実力がなければ、自ら楽しむことなんて不可能な訳です。しかもお客さんの反応を的確に感じとれないとああいうMCは絶対にできない。すごいハードルが高いと思うわけです。
でも、そのハードルはあっさり越えてましたね。曲の間は演出とパフォーマンスに圧倒され、MCは思い切り笑わされて。
冒頭の引用に戻ると、その結果として、
あの、「たった3人で世界と対峙している」「3人だけで世界と闘っている」感じ、いつも本当に、壮絶なものを感じる。
という印象を与えるんじゃないかと思うのです。
でも僕は「Perfumeとお客さんが真剣勝負で楽しんでる」という風に言いたい気がする。すげー楽しいからね。楽しすぎて九州から何度でも観に行っちゃうくらいに。
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