1月 30

いとこがオーディオ好きなのですが、話をするたびにいうのですね「真空管アンプが欲しい」と。なんでも音が全然違うらしい。ブログとかいろいろみるとシングルアンプをフルレンジで鳴らすと絶品とか。アルテックA7最高とか。でも38cmのウーハーとか部屋に入らんし。などと思いながらある日ヤフオクでなんとなく「アルテック フルレンジ」で検索をかけたら冒頭のスピーカーが出品されていたのです。神戸音響工房のKSP-10。スピーカーユニットはアルテックのCF404-8Aで口径は10cmほどの小さなもの。エンクロージャーはアサダ桜集成材を使った贅沢なつくり。にしても凄い値段です。CF404-8Aはすでにディスコンなのでこれが最後の1セットということでメーカーさんが出品していました。
この最後のっていうのに自分は弱いんですよね。ルックスも高級感あるし。一週間悩んだすえ、定価の半額ほどで落札しました。去年の10月のことです。実際届いたものをみると、予想以上にものとしての魅力がありました。やっぱり本物の木はいいよね。B&W685のチェリー柄だけど塩ビだもんなあ。
さっそくAtoll in 50seにつないで音出し。レンジ狭!というのが最初の感想。高い方も低い方も出ません。そのかわりヴォーカルが濃く実に魅力的に鳴ります。生々しいんですよね。バックの演奏もきちんと鳴っているんですが、少し後ろに下がった感じになります。B&W685のバランスのとれた音とはえらい違いです。ただしB&W685の高音が若干うるさく感じることが多かったのでこの点ではよかったのかな?シンバルの音とかはKSP-10の方が自然ですが、バスドラとかベースの音は軽すぎて物足りません。最近のロックは迫力に欠けるし、打ち込み系も楽しめない…。自然とジャズやブラジルものなんかを聴くことが多くなりました。ジャンルを選ぶスピーカーはなんでも聴く自分としては厳しいのかなあ。
そんなとき、県内で真空管アンプを作っている工房を発見、試聴しにいくことにしました。やっぱりアルテックには管球が合うんでは?という単純な理由です。ダメだったらスピーカーはオク行きかなあと思いながら。(この項続きます)
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1月 23
以前と同じアングルで部屋を撮ってみました。

以前と同じなのはDACとスタンドだけ…。変化しすぎです。音もまるっきり変わってしまいました。一言で言うとヴォーカルと楽器の音が生々しい、鮮度の高い音。前回も書きましたが、聴きながすことが難しい音になってしまいました。つい真剣に聴いてしまうのです。最初はMacをいじっているときのBGMをいい音にしたい、くらいのことだったはずなのに本末転倒。
今もChick Corea and Gary Burtonのライブ盤を聴いてますが、思いっきり聴き入ってしまって手が止まりました。ピアノとヴィヴラフォンの音が素晴らしくリアルなんですよね。凄いシステムをもった人からみればたいしたことないのかもしれませんが、自分としては以前とはえらい違いなのです。
今回やりたかったことはわりとはっきりしていました。それは「無帰還三極管シングルアンプでフルレンジを鳴らす」ということです。ネットでいろいろ読むに古くからある「いい音の典型」だということで興味をもったんですね。それで選んだの真空管は6B4G、スピーカーユニットはアルテックのCF404-8A。とかくと「自作をしたの?」と思われそうなんですが、完成品でそろえました。アンプもスピーカーもガレージメーカー。サイドプレスのスタンドを買ってからガレージで買うのが癖になってしまったのかも。
長くなってきたので具体的な機材の紹介は次回に。いやもったいぶってるんじゃないんですが、まとまった文章を書くパワーが戻ってこないのです…。
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1月 17
今日は休みだったけど、やはり平日は夜しか音楽が聴けないので大きな音が出せない。それでもできればいい音で聴きたい。オーディオにはまってしまったのはそれだけが理由ではないけれど…。
しばらく更新しなかったのは、日々試行錯誤してたから。ある程度いい音が鳴るようになってからは音楽を聴くことそのものにはまってたからかな?
いままでは基本的にネットをしながらとか、本を読みながらとかいう風にBGMとして音楽を聴いてたんだけど、他に何もせず、音楽に向かい合うというのは自分にとってはとても新鮮なことだった。
今はごく小さな音量でETBGの1stを聴いているが、なかなか気持ちいい音だ。まったく音痩せすることなく音楽がきこえている。一昨年の秋にスピーカーを買い換えたころはこういう音が聴けるようになるとは思わなかったな。
にしてもブログの書き方がわからなくなってるな…。とりあえず今後しばらくは休止してた間にやったことあれこれを書いていこうと思う。
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