仕事とかで忙しかったりして余裕がないと趣味に時間が割けなくなるんですよ。本なんかは全然よまなくなっちゃうし、ネットにもいかなくなる。まあiPodで通勤で音楽を聴くくらい?それすらしなくなるとやばい。

 で、そんな時は自分にむかって「音楽くらい聴こうよ」ってことでこのアルバムをセレクトしてみるのが今年の4月以降の僕の流儀。Kenny Clarke-Francy Boland Sextet“Calypso Blues”。もう何回聴いたかわからないくらい聴いてるんだけどやはり素晴らしくて。溜息とともにやっぱり音楽はいいねえ、と思う。それからCD屋にいったり音楽系サイトにいくのを再開する・・・今年は仕事と頭痛に付きまとわれたのでこの繰り返しでした。彼らのBig Bandもいいんだけど、このメンツでの演奏がとにかく気に入ってるのです。

 迸る熱い瞬間はあるけど基本は優雅で端正。あくまでも曲をきちんと聴かせるアレンジ。それでもにじみでる緊張感。ラテンの軽やかなリズムとヨーロッパの香り…。ここ数年で一番気に入ったアルバムかもしれない。ここからSahib Shihab にいったり、他のヨーロッパのジャズを聴いたりもしました。

 …最初はよくある今年聴いたものを記事にしようとしたんだけど、このClarke-Boland Sextetの衝撃が大きくて他のアルバムが頭に浮かんでこなくて…繰り返し聴くとことまで行かなかったことが多かったせいかな?あ、レイハラカミも結構聴いたけどこのアルバムには及ばないですね。てなわけで下の画像の白っぽいジャケットがこのClarke-Boland Sextetのアルバム。その上にあるのは北欧の60年代ジャズコンピ。Five Corners Quintetを出しているレーベル・オーナーの選曲だそうです。最近はこれもよく聴いてるかな?ネットで紹介されてるのに興味をひかれてなんとなく買ったら当たりでした。詳細は例によってよくわからないのですが。

Okiniiri_2mai

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