忌野清志郎の訃報を聞いたときなにか書きたいと思ったんだけど、言葉が出てこなかった。

僕の場合「いけないルージュマジック」を教授こと坂本龍一と歌っている姿で初めてその存在を知りました。YMOが好きだったので出会うべくして出会ったという感じですね。化粧とド派手なやたら似合ってて強烈な人がいるもんだなあと思いました。その頃はちょうど中学生で友達通しでしょっちゅうレコードやカセットの貸し借りをしてて、RCのアルバムもその頃友達に借りて聴いたんだけどなぜかのめり込むまではいかなかった。好きな曲は何曲もあるのにその後聴き続けることはなかったんですよね。だんだん洋楽にはまりつつあり、聴くのもメタル系になってきたりという時期だったからかもしれない。

でも友達の家でもよくかかっていたし、雑誌に出てたのを読んだりですっと接してはいた。僕にとって忌野清志郎とRCは中学の頃を思い出すと自然ときこえてくるBGMみたいなものかもしれない。深く理解してないし、心酔もしていなかったけど、音楽っていいよね、ロックって格好いいよね、と思い始めたとき、彼がいたんですよね。だから僕にとってこの訃報はただただ寂しいとしか言えない。YouTubeを貼ったりするのもなんか違う気がするので止めておきます。

そういえば「風呂上がりの夜空に」というマンガがあってタイトルが明らかにあの曲からの頂きなんだけど、面白くて結構好きでした、ということを何十年かぶりに思い出した。検索してみたら中古では買えそうでした。

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