11月 05
何回も頭の中で、‘People Hold on’が‘Promised Land’が‘Finally’がそしてハービーの‘Rock it’繰り返し、流れる。なんだかえらい気に入ってるみたいだ。試聴したときからよいのは分かってたんだけど、よく出来すぎていて飽きちゃうかな、とも思っていたので自分でも意外だった。上記の曲にはクラブ・ヒットした曲とモノホンのジャズが混在してるのだけど、全然違和感がないのが素晴らしい。彼らはきっとフロアで何が受けるかも良く知っていて、でも同時にジャズも大好きなんだろう。
[re:jazz]はもともとはクラブ・ジャズ系のレーベル、インフラコムのヒット曲をジャズにしちゃおうという企画もののプロジェクトだったんだけど、3作目の本作で初めてオリジナルを収録したりしてバンドとしてのアイデンティを確立しているみたいだ。オリジナルも結構いい曲が揃ってると思う。どうしてもカバーに耳がいっちゃうのはそれが、とてもいい曲、かつジャズアレンジして時に映える楽曲だからだろう。そしてアレンジの妙。‘Rock it’とかすっごい新鮮に響く。僕はフロアの住人ではないので、クラブ側のヒット曲の原曲は知らないんだけど、やはり斬新な料理がなされてるんじゃないだろうか?原曲もいいんだろうなあ。
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