YMOライブ@’09WORLD HAPPINESS

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Gのアベが亡くなったことがきっかけで組まれたであろうミッシェル特集目当てにMUSIC MAGAZINEを久々に購入。じっくりと特集を読んだ後は他の記事を拾い読み。するとYMOのライブDVDについて本文とレビューで好意的な記事が。そして2つの記事とも締めくくりに”WORLD HAPPINESS”での演奏について触れていたのでどんなもんだろ、と思ってYou Tubeを探したらそのライブ音源がアップされてました。

YMOのメンバーが最近よく競演していたのは知っていたし、3人が現役で活動しているのも分かっていたのですが、YMO自体は過去のものだろ、と冷めた目でみているところがありました。が、これをみてそれが間違いだと分かりました。かっこいい。

先日BSで放映されたものもあがってるんだけど、これは会場で盗撮されたものみたい。これの方がリアルで会場の歓声も入ってるので聴いていて盛り上がる。’千のナイフ’ってこんなノリのいい曲だっけ?ファンキーとかグルーヴィーとかいう単語が浮かんでくる。いや、3人とも演奏者として凄いのは分かってるんだけど、YMOをそういう風にとらえたことがなかったので驚きました。他の曲もどれもいい演奏。これDVDにならないかな・・・。とりあえず冒頭に書いたDVDを購入するのは決定です。

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Adriana Maciel / Dez Canções(10 Songs)

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はまるのがありました

Dez Canções (10 Songs)

タワレコ渋谷で買ったCDをその後ひととおり聴いてみて一番気に入ったアルバム。初物なんですけど、当たりでした。やっぱこの店の試聴機とは相性がいいのか。アドリアーナ・マシエルはブラジル人のシンガーでこれが4枚目のアルバムらしい。解説にはプロデューサーや楽曲提供者についていろいろ書いてあるんだけど、今のブラジルの音楽シーンに疎いのでいまいちぴんとこない。

とりあえず2曲目がデビッド・ボウイの‘LIfe on Mars’のカヴァーだということはすぐ分かった。英語ではなくポルトガル語によるカヴァーでアコースティックでシンプルなアレンジが快い。でもこれがハイライトって訳じゃなくて、曲毎にすこしずつ編成を変え、丁寧にアレンジされた演奏は適度が緊張感があってちょっと暗めなんだけど魅力的だ。アドリアーナ・マシエルの体温低めな声がまたその演奏に実に合っていて・・・ああ、こういうの好きなんだよねえ。

解説にもあるけど、ちょっとナラ・レオンを思わせる部分はあるかな?といってもボサっぽいわけじゃないんだけどね。むしろ音自体は欧米のSSW的だと思います。ことさらにブラジルであることを意識しないで聴いてしまうというか。ボウイのカヴァーもよく聴くとポルトガル語なんだな、という感じ。これを聴いた後、エイミー・マンとかベス・オートンとかエリオット・スミスとかをかけたくなります。・・・とりあえず過去の作品をチェックしようっと。

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ライブ後はタワレコ渋谷へ

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いいライブを観るとCDが買いたくなるのがいつものパターンで今回もPerfumeを観た後、タワレコへ。

店内に入るとおんなじ行動をしてる人が沢山いました。青Tはめだつなあ・・・。僕も青Tは着てなかったけどロゴ入りバッグを持ってたからお店の人にはライブ流れだって分かったと思うけど。 Perfumeはどんな感じで置かれてるかなと2FのJ-popフロアにいくと、エスカレータの上で、いきなりお出迎え。やっぱり推してくれてるんだなあと嬉しくなってケータイでパチリ。

Perfumeのディスプレイ。渋谷タワレコ2F

撮ってたら店内のBGMが「ポリリズム」に変わった!!・・・観察されてたかな?なんか気恥ずかしい気がしたけど、それからがっつり試聴しまくりました。J-popからフロアを移動してロック、ジャズ、ブラジル系までまんべんなく回ってたら閉店直前でした。

ここで初めて知って好きになったアーティストは多いんですが、今回はどうだろう?何枚か初物はあるのですが、まだ今日の時点で聴きこんでないのでよく分かりません。はまれるといいなあ。

今はそのJ-popフロアで買った土岐麻子を聴いてます。ベスト盤らしい。久々に聴いたけど、彼女の声はやっぱりいいです。

middle&mellow of ASAKO TOKI

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ディスコ! ディスコ! ディスコ!に行ってきた

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11月の武道館に引き続き、5月9日の代々木第一体育館のPerfumeワンマンライブに参戦してきました。

代々木前の広場に来てまず物販の列に驚きました。武道館の時はそうでもなかったのに、今回はどこまで続くの?てな感じ・・・。が、列が進むのも早くて大して待たずに買えました。Tシャツ・タオル・ポーチ・バッグを購入。青Tも買う予定だったのですが、XLしか残って無くて買えませんでした。武道館より客層はさらに広がってましたね。やたらとめだつコスプレな人たちがいなかったら何の集まりか分からないかも知れないです。

会場内に入るとまずでかさに圧倒されました。開演が近づくにつれ、2階までびっしり埋まっていくのをみてわくわくしてきます。しかも武道館の時は1階席だったんだけど今度はアリーナ!前にあるステージから席までは距離的にはライブハウスのちょい後ろ位でした。開演直前に見慣れた顔が後ろに見えてきてびっくり。掟ポルシェです。僕の前列に座りました。PTA先行でチケットをとったらしい。ライブ中はノリノリでした。MCであ〜ちゃんにいじられてて嬉しそうでした。

ライブはこないだ出たシングル「ワンルーム・ディスコ」から始まり、普段は後半戦で盛り上がってからやるような曲を序盤から連発し、攻めまくってました。音もいわれてたほどは悪くなくて、低音が心地よかったです。おもわず最初から体を動かしまくりでした。中盤にやった「YOYOGI DISCO MIX」も楽しかったですね。前のスクリーンと連動した演出、大幅にアレンジを変え、新旧の楽曲を繋げていく。ああ彼女たちは「テクノ」ポップユニットだったなあとか思ったりしました。この部分のみ、3人の声が聞き取りにくいのが残念でしたが。

MCは相変わらず自由で素敵。ぐだぐだ過ぎ!と思う人もいるかもだけど、僕は好きです。MC長いのは子供の頃さだまさしを聴いてたからどうってことないですし。1万人以上いてもライブハウスのように客と接しようとする3人を観ているのとなんだかこっちが嬉しくなります。「ジェニーはご機嫌ななめ」で「のっち〜」とか叫んだり、かしゆかが近づいてきたら全力で振ってりしてるとアイドルのライブに来たんだなあと実感します。アイドルを応援するのも楽しいんだよね。

新曲「NIGHT FLIGHT」の初披露や夏のアルバム・ツアーの発表といった嬉しい驚きもあったりしてテンションは上がりました。アンコールの「Perfume」の後がいつもの「Wonder2」ではなくて「願い」というのも意表をつかれた。今回は全体にいろいろとひっかかりのある演出が多くて、試行錯誤してるんだと思うのだけど、この終わり方にもそれは現れているんだろうな。3人も「賛否両論あっていい」みたいなことをいうけど、そういう姿勢はすごくいいと思います。

ツアーのスケジュールをみると地元福岡で観れそうなので楽しみです。チケットがとれれば、ですけどね。

disco!disco!disco!

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Ma Fleu/The Cinematic Orchestra

A~G No Comments »
大仰すぎないのがいいです

Ma Fleur

これはなんかの雑誌でジャケットを見たんですよ。記事そのものじゃなくてジャケットが頭に引っかかってて。それでこないだタワーに行ったときにCの棚を探してぐるぐる回ってたら試聴機にこれじゃなくてライブ盤があったんで聴いてみました。良ければこっちも買っておくか、と思ったのですが、僕にはちょっと大仰かな?濃い口かな?と感じたので買うのは保留にして当初の予定通りこの“Ma Fleur”を買ってみました。

結論からいうと気に入りました。ロマンティックな音ではあるけれども過剰に感情に訴えかける音ではないとこがいいですね。弦が入ってる曲もあるけど、控えめ且つ効果的に使われています。重厚になる一歩手前で踏みとどまっている感じといえばよいのか。どちらかというとミニマムなフレーズがさざ波のように繋がっていってゆっくりと視界が広がっていくような音の空間が気に入ってます。

ちなみにインタビュー記事なんかを読むと、

僕がつくったラフ楽曲のイメージをもとに、広告代理店でアート・ディレクターをしている古い友人のギャヴィン・マッグラースが、短編ストーリーの脚本を書いてくれたんだ。その脚本から新たなインスピレーションを得て、各楽曲の歌詞とメロディーを仕上げていった。パーソナルな内容ではなく、短編ストーリーに沿って客観性のある歌詞を書くのは、面白い手法だと思ったんだ

ということらしいです。音とストーリーが相互に影響しあって作られてるんだな。これをもとに映画を作る話もあるそうです。そういわれてみるとサントラっぽくきこえてきます。まだ存在しない架空の映画のサウンドトラック。こういうアイデア、よくあるものであるけど、これは頭でっかちな感じもせず、説明的な音もないのがいいですね。

ジャケットとは違って僕はこれを聴いてると、曖昧模糊とした乳白色の空を思い浮かべました。凍てついた空。誰もいない砂浜にいるような孤独を思わせる音楽。こういう雰囲気は好きだなあ。

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Jose James/The Dreamer

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いつまでも今を生きる新鮮な音楽

ザ・ドリーマー

JMさんの記事を読んでからすぐ買うつもりがブログいじりにはまっててそのままになってました。土曜日CDショップにふらっと入ったところでジャケットが目に止まり即買い。一緒に買ったPorts of Notesの記事を書いた後にやっとこさ、じっくり聴いてみました。

何ともいえない独特の声の持ち主ですよね。引き込まれざるを得ないような魅力があります。カヴァーを自分に引き寄せる力もあるし、ソングライティングだってすぐ彼とわかるオリジナリティがある。デビュー作にして揺るぎない自分がいるって凄いことです。

このCDのライナーとかネット上のインタビューとかを読むと長い下積みがあったそうだけど、その間に試行錯誤を繰り返したことはこのアルバムを聴いても容易に想像が出来ます。音楽的には基本はジャズだけど、ソフィスティケートされたソウルの香りもするし、HIP HOPが大好きだそうだからその影響もある。

レコーディングでも刻々と音は変わっていったそうですが、ベースとなる「彼の音楽」はすでにあるのだから、彼ら・・・本人やバンドやジャイルズ・ピーターソン・・・がやることはその「彼の音楽」を見つけていくことだったんじゃないかなあと勝手に想像したりしました。それは苦しくて、同時にわくわくする魅力的な時間だったのではないでしょうか?結果としてできあがった音楽は往年のジャズに敬意を表しつつも、今を生きる音でした。その今はおそらく10年先も今を生きているように響くであろう音なのではないかなあと思います。

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PORT OF NOTESのベスト盤

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いいジャケットですよね〜

Blue Arpeggio~Own Best Selection~

PORT OF NOTESのベスト盤です。PORT OF NOTESはそれこそ最初のマキシが出たときに移動前の渋谷HMVで試聴したときから大好きで、リミックスものを除けば揃えてます。これに納められてる曲も新曲以外は知っているのですが、ジャケットとBlue Arpeggioというタイトルが僕が思ってる彼らのイメージにぴったりで思わず買ってしまいました。

畠山美由紀のソロも好きで聴いてるんだけど、やっぱりDSKのギターに乗った時の歌声は僕にとっては特別なんです。作り手の二人もそう思ってるのかなあとジャケットとタイトルをみてなんだかうれしく感じました。選曲も彼らが行ってて、これがまたぴたっとはまってて何度も繰り返し聴きたくなります。ソロ活動を経てPORT OF NOTESの魅力を彼ら自身が再認識しているのかも知れません。

レコ発のライブが東京であるらしいんだけど、いけないなあ。地方在住だとこの辺がつらいとこです。昔新宿リキッドでみたライブはほんとに素晴らしかったなあ。なんとか機会を見つけて観たいもんです。

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Paddy McAloon/I Trawl the Megahertz

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パディさんの世界全開です

I Trawl the Megahertz

このアルバムを聴いて、オールナイトニッポンか何か深夜放送を明け方まで聴いた後、うつらうつらしながらその後番組を聴くとはなく聴いていた時のことをふいに思い出しました。おそらくタイトルのメガヘルツからの連想だと思うんですけど、それは結構実際の内容に近かったみたいです。

例えばこんな感じ。・・・何かアナウンサーが低い声で話している。真剣な口調で大切なことを言っているらしいのだが何を言っているかは聞き取れない。何をいってるんだ?と思っているうちにいつしか眠りに墜ちていった。あれは高校の頃だっただろうか?半分しびれるような頭の片隅に響いてくるそれはなぜか音楽のようにここちよかった・・・

あの頭に音が染み渡っていく感触がこの音楽を聴くと思い出されます。はっきりとした盛り上がりがなくとも、音の断片が折り重なりそれ自体が美しい。パディ・マクアルーンの声はあまり聴かれないけれども、この緻密で構築された甘やかさは彼そのものだなあと思います。

とはいえあんまりにも今までのアルバムと作りが違い過ぎるので調べてみたところ、このアルバムの背景についてパディ・マクアルーンが語っているインタビュー記事 を見つけました。「ラジオのチューナーを回しながらいろんな局の番組を聞いている人、そんな人の記憶を探ってみるというアイデアでやってみた」とパディが語っているのですが、そんなアルバムをつくったきっかけは網膜剥離で失明の危機にあったとのこと。なかなか新譜が出ないなあとは思ってたんですがそんな大事になってたんですね。

ほかにもこのアルバムについて語っているサイトは結構あってここではなんと表題曲を訳してくれてます。読んでみると繋がった物語ではなくて断片の連なりで出来ていて、まさにタイトル通り“メガヘルツの海で網をたぐる”という感じ。こういう内側に向かう雰囲気に弱いんだなあ。

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Josh Rouse/Country Mouse City House

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戦利品・その1

Country Mouse City House

前も同じようなことを書いたような気がするけど、今回もジャズっぽいものが自分の中で盛り上がってるのですが、ポップなのも1枚いっとくかということでJosh Rouseのこの新譜を買ってみました。今日はこれを聴きながら、仕事に出かけたのですが、やっぱり素晴らしいわけです、メロディも演奏もアレンジも歌も。他のを聴く気がしなくなり、今日は帰りもそして帰宅後もこればっかり聴いてました。

曲によってジャジーだったりフォーキーだったりソウルフルだったりしますが、基本はあくまでポップ。変化球は使わず、曲のよさで勝負っていう潔さがいい。それと彼のメロディ。なんでこう胸にひっかかってくるかなあ・・・。気がついたら僕にとって大切なSSWになってるような。一度はライブがみたいな。大きくないとこで弾き語りとかで聴いてみたいです。

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いつのまにかPCで

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音楽を聴く人になってしまっていたみたいで、iTunesの件は結構痛い。いやCDで聴けばいいんだけねえ。当たり前に思ってたものがなくなるのは、困る。なんか調子でないなあ。外付けHDを買うのは止めていっそ、iTunesサーバーとしてMac miniでも買っちゃおうかしらと思う今日この頃。東京にいる頃はMacを使って仕事をしてたわけだし・・・。OSXは触ったことないけどさ。

今は佐野元春聴いてます。“Coyote”はいいですよね。‘ラジオ・デイズ’聴くたびにまだ音楽を好きでいれてよかったなあと思ったりします。来週、彼のではないんだけど、久々にライブを見に行く予定。ライブも行く度、「まだ感動できるかなあ?」と自分に問いかけたりします。今のところ大丈夫そうです。楽しいことを考えて週末を過ごそうと思います。

COYOTE(初回限定盤)(DVD付)

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