季節外れの‘あじさい’
音楽 11月 19th. 2004, 3:09am例によって、iPodを聴きながら帰宅中、すっごい好みのストリングスが耳に飛び込んできて、なんだっけ?と一瞬考えてたらソカベの声が。すげー、いい曲じゃないか、これ。といまさら気づく自分。これがおとといの話。それ以来聴き続けてます、このアルバム。
サニーデイ、好きは好きだったんだけど今ひとつ真剣に聴いてなかった。やっぱりはっぴいえんど云々っていわれ過ぎてたのに影響されてたのかも。そのくせ、新譜が出たらいつも買ってて。CDたくさんある。気にはなってたんだよね、自分でもあいまいな存在だったんだな。
・・・こんなにいいバンドだったんですね。こういうのって突然わかるもんなんだよなあ。今までたいして気にならなかった曲まで素晴らしく感じてくる。いつも思うんだけど、不思議です。
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11月 19th, 2004 at 10:57 AM
先日ライブ行きましたよ、曽我部氏。熱いライブでした。90年代の日本のバンドの中では、一番聴いたというか、はまっていたバンドでした。はっぴいえんど~の現在まで続く日本のフォークリバイバル的なものが起こったのも、彼らの存在が大きかったと思います。「東京」を初めて聴いて、ノックアウトされたのを今も覚えています。
11月 19th, 2004 at 2:54 PM
どうも、個人的に○○フォロワーと言われたバンドとかって、やっぱりはまらなくて、これも相当昔買ったし、他のフォロワーも買ったけどなんかダメでした。
今聴くといいのだろうか。
それとも僕の中の何かがやっぱり受け付けないんだろうか。
う=ん、なんでだろう(笑)。
すんません、こんな書き込みで。
11月 19th, 2004 at 9:47 PM
はっぴいえんどって言われ過ぎでしたよね。私ははっぴいえんども好きだけど、純粋にこれはこれでいい曲だ~って、彼らを特別追っていたわけじゃないけど好きだな。だってやっぱり「恋におちたら」なんて生で聴いた時、あまりにも良すぎて涙が溢れたもの。
「東京」。彼らのアルバムの中で一番いっぱい聴いたアルバムです。「あじさい」もいいですね♪
11月 19th, 2004 at 11:23 PM
>k-hikoさん
ライブ、いいんでしょう?なにせにわかファンなんでみたことない・・・。やっぱ先入観はよくないんだなあ。
>キタガワさん
いや、気持ちはよおおおく分かる気が。いつかぐっとくる日がくるといいですよね。
>祥之介さん
今も聴いてるけど基本的に曲がいいんだよね。あとソカベの声には艶がある。・・・うん、「恋におちたら」も名曲だと思います。
11月 20th, 2004 at 9:13 AM
個人的にはフォロワーっていう純粋なものでもないように思います。もっと彼はミーハーで、それこそ何からでも引用します。僕は別にそんなところも好きです。音楽的に語るなら、フリッパーズなんかに近いと思います。引用ネタが違うだけで。ただ、古今東西の音楽シーンにおいて、真のオリジナルってと考えると?引用がえぐいかどうかのレベルになってくるんじゃないかと。彼はえぐいです。
バンドの見られ方、あり方ということを模索する段階で、1stアルバム以降ぴったり来たのが、はっぴいえんどなんでしょう(彼の場合、曲を作る上でも、バンドの方向性を模索する上でも確実にお手本があると思います。そしてソロになってから、それもかなぐり捨てているように見えるというところで、現在また彼に注目しています)。その前は完全にUKロックの信奉者で、メジャーデビュー、日本語のロック、そしてセールスを考えての変遷じゃないかなあと。それらを含めて後期はかなり試行錯誤があったように思います。歌詞、ジャケ、サウンド・アレンジ、リフ、フレーズ等引用は多岐に渡っても、彼の作るメロディ(フェイクっぽい)はいつも通りワンパターンにあまりにもメロウです。
11月 21st, 2004 at 10:40 PM
>k-hikoさん
メロディに作者固有の癖がないとアレンジにお手本があると単に真似になっちゃいますよね。確かにソカベの場合十分すぎるほど個性的かつ魅力的なメロディがあるよな、と思います。逆に言えばそういうメロディを生かすアレンジの引き出しがたくさんあるのが彼の強みなんだろうな。