whatiswrongwithgroovin

 jazzman recordから出てる“What Is Wrong With Groovin’”を聴いている。タイトルどおり通りグルーヴィーでファンキー、ジャジーなナンバーで固められたコンピ盤だ。この手のアルバムって結構あるんだけど、jazzmanのセレクトは一筋縄ではいかないというか変というか「どこから探してきたの?」的な曲が多くて大好き。中でもこれは怪しさ満点。ジャンルはいろいろだし、曲調もばらばら。なのにjazzman印が各曲に押されてるような統一感が素晴らしい。マニアックかつ聴きやすい。こういうのが好きだな。

 昔から自分のひかれる音楽というのは一貫してて。

  1. 「定番的なよさ」よりは「わけのわからなさ」が重要。レコ屋がどのジャンルにいれていいかわからなそうなものが大好物。
  2. 上記の条件を満たした上でポップで聴きやすい。

 我ながら非常にわがままな好みだな、と思う。前にも書いたけど、重金属音楽にしびれた時代の後、「自分はどんな音楽が好きなんだっけ」状態におちいった僕はいろんな音楽を聴いてみた。その結果、自分の好みがわかってきたんだけど、どうしてこういう好みになったかと聞かれても答えるのは難しい。ほんとはそのことについて書こうと思ったんだけど、1回の記事でコンパクトにまとめるのに挫折しました。おいおい書いていこうと思います。

 でも実のところ初期の自分のブログは自分でもよく分かっていない自分の音楽の嗜好について考える試みでもあったんだなと改めて思ったり。だから自分の理解できない音楽に対して、頭ごなしにだめだと決め付ける記事やコメントを見かけると残念というかもったいないと思ってしまう。その時理解できなくても、あるとき突然かっこいい、って思うようになることはよくあることなので。無理に聴けとかはもちろんいわないけどね。

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