スピーカーとスタンドを買って満足したはずなのに、どうなってしまうんだ>自分、という感じです。ちゃんとスピーカーを鳴らせるようになったおかげでアンプの非力さがあらわになったのかな。分離はやたらいいのだが、すかすかな音で楽しく聴けなくなってしまったのです。

ATOLL:外箱

そんなわけで、先日ぽちっとしてしまったアンプが届きました。おフランス製のATOLLといいメーカーのIN50SEです。最近よくあるデザインだけ本国で製造は中国というのとは違ってフランスで組み立てしてるみたい。価格も異常に高い製品が氾濫してるオーディオとしては安いとは言わないがまあ妥当。

スピーカー、スタンドに続き、今回も試聴しないで買ってしまいました。近隣に試聴できるショップがあればしたかったんだけどね。まあこれを買う前にDENON、MARANTZ、ONKYOといった何処にでもあるメーカーの同価格のアンプは試聴したんだけど、ぴんとこなかったのです。それで福岡の吉田苑までいってでSOULNOTEを聴きにいってこれはかなりよくて買おうかなあとかなり考えたんだけど、結局踏みとどまりました。なぜか気持ち良く自宅で聴いてる絵が浮かんでこなかった。

どうしようかなあ、と思ってたときにこのアンプについて書いているブログをいくつか見つけて、欲しくなってしまいました。書き手がいずれもクラシック・ジャズ以外の音楽好きだったこともあるし、買おうと思えば買える価格だったこともあり、えい、っと購入を決めてしまった。

ATOLL IN50SE

結構このアンプのデザインは好きです。愛嬌のあるロゴとまるっこいヴォリュームがお気に入り。トーンコントロールはもちろん、左右の音量調節すら調節できないという潔さはピュアっぽいね。肝心の音質ですけど、リアルで気持ちいい音です。以前のアンプに比べると密度が濃いですね。以前は音をが漠然と鳴ってる感じだったけど、今度のはちゃんと歌っていたり、楽器を弾いたりしてるのを聴いてる感じというか。なにより聴いていて楽しい。ライブにいってるわけでもないのに体を動かしたくなる音です。

ターンテーブル

オプションのフォノイコを組み込んでもらったのでレコードも聴けるようになりました。嬉しい。やっぱりレコードの音はいいね。久しぶりにきいてほっとしました。

後はDACかな?今はMACから安いオーディオインターフェイス経由で鳴らしているのでいずれは買い換えようとは思ってます。でも急ぐ必要性はないですね。今でも十分いい音がなってます。

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