山本文緒はやっぱ凄いよねえ
書籍・雑誌 9月 12th. 2004, 11:35pmそういえば、まだここでは触れてなかったんですよね、文緒さんについて。彼女の作品は大体読んでます。どれも面白いです。恋愛小説なんだけど、独りよがりではなくちゃんとエンターテイメントしてるところがいい。プロットが滅茶苦茶考え抜かれてて飽きさせない(全然作風違うけど、なんか宮部みゆきを思い出す)。文章も読みやすいし。
この人は少女小説出身だけど、僕は文芸誌で新人賞をとってデビュウした新人よりははるかに信用できると思っているんですよね。明確に設定された読者を意識して、楽しんでもらうすべを彼女らは知ってるから。そうしたプロットがあるからこそ山本文緒の特徴である心理描写の凄さがよりダイレクトに伝わるんだろうね。
もうやばいくらいはまります。男の登場人物も超リアル。上手すぎ。はまった挙句、オフィシャルサイトで知り合った人たちと数年前、サイン会のあとオフ会をしました。年齢性別ともばらばらな人たちと飲み語り合ったのを思い出します。それぞれに違った思い入れがあってすごい興味深かったですねえ。リンクを貼らせてもらってるのはその時に知り合いになった以来の友達です。他の人たち(10人くらいいたっけ?)はしばらくあってない。元気かなあ。個々の作品については少しづつ書いていこうと思ってます。
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タグ: 作家
9月 13th, 2004 at 1:55 AM
先程はオススメ、どうもありがとうございます♪
早速、明日にでも時間があったらチェックしに行ってみますね。
もー、本も音楽も勉強になりますわー!(^^)
9月 13th, 2004 at 10:18 PM
しゅりーぷさん、こんばんわです。
山本文緒さんはいいですよねぇ。
『群青の夜の羽毛布』なんて
そこらへんのホラーなんかより
よほど怖かったですよ(笑)
最近は小説の発売がご無沙汰ですねぇ。
またフミオさんの小説が読みたいです(^_^)