昨日書いたとおり、その後、自分内ではFelt大会。とりあえず“Ignite The Seven Cannons”を聴こうと思ったらなぜか見当たらないので、チェリーレッド期のベスト盤“Absolute Classic Masterpieces”を引っ張り出してきた。

 いやーかっこいい。ローレンスのヴォーカルスタイルからどうしてもNYパンクを想起してしまう僕としては初期の彼らの尖った暗さが好きだな。ディーバンク主導(と思われる)インスト曲も素晴らしい。どこかで彼のギターを評して「彫刻のような」という表現をしてるのを見かけたのですが、まさにそんな感じ。息をのむ様な美しさ。後期のかれらの音を考えると、ローレンスはもう少しポップなのがやりたかったのかも知れないと思ったりするし、ディーバンクと音楽的には合ってない部分も多々あっただろう。でも優れたソングライターが複数いるバンドの緊張感が僕は好きなので、彼らがバンドを組んでいくつかの素晴らしい作品を残してくれたのをうれしく思う。

Absolute Classic Masterpieces
Felt/Absolute Classic Masterpieces

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