ホーザ・パッソスはMPBの人ではないの?
音楽 7月 30th. 2006, 5:40pmブラジルモノは好きだけど、全然詳しくないので、レコ屋ではまめに試聴することにしてるんだけど、これは当たりだった。ROSA PASSOSというひとの1st“Recriacao”。最初にウィスパー・ヴォイスにやられ、次に楽曲の素晴らしさにやられ。レコ屋のポップにもあったけど70年代のMPBが好きな僕にはたまりません。
いったいどういう人なのかな~とネットで調べたんだけど、『「スカートを履いたジョアン・ジルベルト」 と謳われ、90年以降日本でも現役ボサ・ノヴァ・ヴォーカリストの最高峰として知られ』てるらしい。なんかぴんとこない、例えるならならイヴァン・リンスとか、円熟期のエリス・レジーナのほうがいいよな、1枚しか聴いてないくせに思ってしまった。まあ、ボサを唄っても魅力的なんだろうけど、この路線のが聴きたいなあ。
と書いてたらCD終わっちゃったので、Ivan Lins“Chama Acesa”にチェンジ。イヴァン・リンス、久々に聴いたけどやっぱりいいなあ~。曲も唄も演奏(特にキーボード!)も最高。ちょっとジャジーだけど複雑になりすぎないのがいいんだよね。僕はボサよりMPBが好きだなと再認識。
これ終わったら、デヴィッド・バーン選曲の“Beleza tropical”聴こうかな。
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7月 31st, 2006 at 10:48 PM
こんにちは!TBありがとうございました。
ホーザはMPBの人、とも言い切れないし、かといってボサノバの人、とも言い切れないですね。
「スカートをはいたジョアン」の言葉どうり、彼女のボサノバは素晴らしいけど、MPBのカヴァーだって、オリジナルだって素晴らしい!
どのアルバムを聴いても、それぞれによさがあり、ハズレなしのお方です。尊敬。
最新作の「ROSA」では、オリジナル曲、ボサノバのスタンダードを全部自分のギター一本の弾き語りで歌っています。
ジャンル分けできないホーザの魅力を堪能できます。
「criacao」は彼女のアルバムの中では一番はっきりとMPB色が全面にでてるんで、これと同じようなもの、というと、他には見当たりませんが、
「Festa」「Pano Pra Manga」「Azul」あたりがより洗練されたホーザの魅力を楽しめます。
よかったら聴いて見てくださいね~。
7月 31st, 2006 at 11:14 PM
■Rosa Passos / Festa
彼女の紹介記事によく記されている「スカートをはいたジョアン」の言葉通り、ジョアンのあとを継ぐボサノバの担い手として人気の高いホーザ・パッソス。
ロン・カーターやヨーヨー・マとの共演、
アリ・バホーゾやジョビンの曲集など意欲的な活動でファンを楽しませてくれています。
今日紹介するのは94年作の「Festa」
ジョアンの後継者ということに異議を唱えるつもりはないけど、
私は彼女のオリジナルやMPBのカヴァーが好きです。
このアルバムの12曲中7曲が彼女のオリジナル。
(作詞はFernando d…
8月 1st, 2006 at 12:48 AM
>もをぶ~さん
こんばんは。
>MPBの人、とも言い切れないし、かといってボサノバの人、とも言い切れないですね。
ぼくはこういうジャンル分けできない人、好きなんですよ。おすすめのアルバム、少しずつ聴いてみようと思います。