8月 15
才能がきらめいてます
夏なので、ブラジルモノを続けてみます。ていうか自分の中で、そんなにブラジルイコール夏というイメージでもなかったのだけど、こうして聴くとやっぱり合うんですね。気持ちいい。
イヴァン・リンスはブラジル音楽を追いかけ始めた頃、運良く再発が始まっててその時知りました。このアルバムも再発するまでは入手しにくかったらしいです。僕は試聴機で聴いて、「かっこいい!」と思って即買いでした。
やっぱりブラジルといえばボサノバのイメージが強いと思うのだけど、彼の場合、ボサっぽさはなくて、ひたすら超良質なポップ・ミュージックなんですね。あくまでブラジル音楽ではあるんだけど、凄く洗練はされているというか。バラエティ豊かな名曲の数々と、スケールの大きなアレンジを体感するとこの時期の彼の充実を感じます。どこかで同時期のスティービー・ワンダーを思わせるという意味の文章を読んだんだけど、なるほどなと納得できる気がします。
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