本屋になんとなく出かけたら、見つけました。以前かなめさんとこで話題になってた「ぶたぶた」シリーズ最新刊。自分は図書館にいく習慣がないので、気になってた本は文庫落ちを待ちます。これは最初から文庫書き下ろしなので迷わず購入。

 内容は、ぶたのぬいぐるみでありかつ人間の妻子ありのおじさんと周りの人々とが織り成す、おもしろくて少しほろりとさせるおはなし。ぶたぶたが自分がぬいぐるみであることを除けば、普通の中年の男性である、というところがみぞで、初対面のひとは当然最初はびっくりし、次に周りのひとが普通にぶたぶたと接しているのに戸惑います。その描写が秀逸で思わず引き込まれてしまいます。

 ぼくはいい年したおじさんなので、「きゃ~、ぶたぶた、欲しい」とかは思わないが、友達になれたら楽しいだろうなあと思ってしまいます。というわけで、ぶたぶたに会いに、このシリーズはさかのぼって読もうと思います。

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