10月 14
雨ばかりなので
ビルの谷間から星空を見上げてるこのジャケットを取り出してみました。実際はこういうところでは空が明るすぎて星空は見えないですよね。街の明かりから遠く離れなくてはだめなのです。
子供の頃、耶馬溪にキャンプに連れて行ってもらった時に見た振るような星空は今でも忘れられません。目を凝らさなくても天の川が見え、月ではなくて星の気配が感じられることにわけもなく感動したものです。昔の人は当然こういう星空を毎日みていたわけで、それは日常だったわけですが、でも、だからこそそれに神を感じたりしたりしたのかも知れません。いつも見守ってくれる神聖な存在として。
ジャケット裏にはアンドロメダ座を含む星座の数々が描かれたりしています。アンドロメダ星雲は地球から230万光年離れているそうですが、永遠とそうでないものについて想いをめぐらすのに、この気の遠くなるような距離ほど似つかわしいものはないような気がします。
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9月 18
こういう音楽もあるのです
このサイトのタイトルのshlpは彼の97年作“shleep”にちなんでつけました。ロバートワイアットは僕にとって大切な存在ですね。なので彼をどう紹介しようか、とずっと考えていました。彼はスタート地点にジャズがあることもあって音楽的に複雑なことをやってることが多いんです。
なんというか自由な音楽を常に志向していているのですが、当時の同傾向のミュージシャンのようにフリージャズにはいくかといえばそうともいい切れない。プログレというのも抵抗がある。彼がやりたいことではジャズやロックでは収まりきれないということなのでしょう。
さらにかれはソングライターとしても優れているし、あの一度聴いたら忘れられない声を持っています。そのワイアットの魅力を一度に味わえるのがこのアルバムの冒頭の名曲‘Sea Song’なので、まずこのアルバムから紹介しましょう。
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9月 05
ロキシーのギターのひとがやっていたバンド
ユキヒロはYMO以前にサディスティック・ミカ・バンドというバンドにいたわけですが、彼らは海外でロキシーミュージックの前座としてしてツアーをしています。ミカ・バンドも好きなバンドだったので、ロキシー周辺も聴いとくか、ということでなんとなくレンタルCD屋で借りたのが高校生の頃。今考えるとこんなマニアックなものがおいてあったのは不思議だし、そこに自分も熱心に通ってたわけでもなかったので、これを若い頃に聴けたのはとても幸運でした。
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8月 20
ジャジーな音楽
これも後追い。もちろん知ってる曲とかはありましたが(売れましたからね、当時は)、意識して聴いてなかった。きっかけは某音楽誌のスタイルカウンシル解散の記事。読むとなんか聴かなければいけない音楽のような気がしてきて。どういう記事だったのかはよく思い出せないんだけど、聴いてみたのは正解でした。
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8月 05
某ドラマがきっかけでもいい、聴いたら良さがわかるから。
beatlesの次にはまった洋楽である。メロディのよさとあのハマリの美しさと独特のギターと生ピアノの響き・・・。なんというか一発で彼らだとわかるオリジナリティは凄いです。それでいてかなり様々なタイプの曲があるという複数のソングライターがいる強みがあるわけです。個性的すぎてフォロワーがあんましいないので後世に与えた影響がbeatlesみたいにわかりにくいですが。
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