8月 10
通勤時に聴いてたらとなぜだか背中がしゃきっとしたんだよねえ

この2、3日はまってこればっかり聴いてるんですが、どういう風に気にいってるとか、上手くかけなくてひたすら聴きいっていました。特にラストの‘God Bless The Child’。Jack DeJohnetteの8ビートに乗っかってKeith Jarrett、Gary Peacockの二人がどこまでも舞い上がっていく展開はたまらないものがあります。演奏時間は15分余りですがあっという間です。
何度も何度も微妙に変化しながら繰り返されているテーマのメロディを聴いているうちになんだか高揚してくるのがわかります。至福のひととき。Keithのうなり声も絶好調ですが、この気持ちの良い音空間に浸れることを思えば些細なことだと思ってしまうのでした。
タグ:
80's,
jazz,
UK,
レビュー
6月 24

こないだ金曜日に佐野元春が「僕らの音楽」という番組に出てまして、爆笑問題のとのトークとともに3曲やってくれたんですが・・・一番よかったのが新曲だったんですよ。うわー相変わらず現役だなあとうれしくなっちゃいました。そういうわけで新譜はポチすることに決定。でもって元春聴きたいなあと思ってもCDで持ってるのは『No Damage』しかないなあと思いつつレンタル屋に出かけました(先週かりたYESのアルバムを返却しに)。佐野元春のところを見てみると初期のアルバムが多くて最近のは多くないみたい・・・と『VISITORS』がある・・・てことで借りてみました。
Read the rest of this entry »
タグ:
80's,
J-pop,
レビュー
9月 12

なんかがちゃがちゃしたのが聴きたくなり、久々にTelevision Personalitiesのこれを引っ張り出してかけて見る。ご多分に漏れず、僕も‘I Know Where Syd Barrett Lives’が聴いてみたくて買ったんだけど、いつのまにかアルバム全部が好きになってる。
このCDを買ったのはGuitar Pop Jamboreeのイベントに行ってた頃だから6、7年前だと思うんだけど、これを聴くとその頃のことを色々思い出す。といっても単に懐かしいっていうだけでもなく。今よりも音楽に積極的に接してたかなあとかね。ライブやイベントに出かけたり、自分でやったりして、自分も何か出来ないかなあと考えていたかも知れない。
Television Personalitiesの好きなところは好き勝手にやってる感じだ。へろへろな演奏、よれよれな声で耳に残るポップなメロディを撒き散らす。あの頃の僕は音楽的なルーツ?知ったことか、という感じの根無し草な雰囲気の音がたまらなく好きだった。こないだ書いたMighty Babyもサイケを通過した当時としては摩訶不思議な演奏だったと思うけど、今の耳で聴くとロックのもとになっている様々な音楽との連続性がまだ残ってる。まあTV’sだって改めて聴くと、英国的なひねくれポップの系譜に連なる音だけど、R&Bやロックンロールそのものとは距離を感じる。ヴェルヴェッツ直系のギターバンドのさきがけなんだよな。
シンプルでラフ過ぎる演奏。へたっぴなヴォーカル。でもダン・トレーシーのソング・ライティングは素晴らしい。この記事書くために例によっていろいろみてたら、新譜出てるんだね。ダンは行方不明になって久しいと思ってたんだけど、嬉しいな。
タグ:
80's,
UK,
レビュー
8月 05
何度聴いても飽きが来ない

“Cupid & Psyche 85”の頃とちっとも変わらないあのグリーンの声が聴こえてきた。例えばPrefab Sproutのパディ・マクアルーンやかつてのブライアン・ウィルソンのような透き通った哀しい歌声。周りの空気さえを浄化させてしまうような声が好きだ。グリーンの声は彼らよりは甘いかな?でも素晴らしい。今回はその最高の声がたっぷり聴ける。グリーンにしては素直な楽曲、リズムが強調されていないアレンジは“Cupid & Psyche 85”の頃の斬新さ、鮮やかさはないのかもしれない。でも新しさだけが彼の音楽の価値ではないと思う僕はとても気に入っている。幾重にも重ねられたグリーンの声が耳に快い。やっと自分の声の価値に気づいたのか、という感じだ。
タグ:
80's,
UK,
レビュー
2月 14
無駄にテクニカル
テクニック至上主義はうざいだけだど、こういう打ち上げ花火みたいな派手さはいいなあ。底抜けに明るいサウンドが聴きたくて、こないだからなんとなく探してたのがやっと見かけたので購入。こうして聴いてるんだけど、すげえな。スティーブ・ヴァイとビリー・シーンの超高速ユニゾンとかさ。かっこよさにうなるっていうよりこいつら信じられねーって感じで笑ってしまう。‘Shy Boy’とか‘Elephant Gun’とかね。まあそういうのだけだと飽きるけど、超陽気な‘Yankee Rose’やお約束のカヴァーもあるし。最後のシナトラとかデイブがうたうとすっごいはまってていいんだよね。古巣ののVHの“5150”はいくら完成度が高かろうが僕には要らない音だけど、こっちは必要。ああ麗しのバカロック。

タグ:
80's,
US,
レビュー
9月 18
アルバムの後ろ3曲は12インチヴァージョンなのかな?

こないだ一人PSY・S祭り状態になったとき、ふと聴きたくなって部屋を探しまくったアルバム。以前CDを大量に処分したときにうっぱらっちゃってたらしく見つからず。80年代ものが陳腐に聴こえた時期があったからな~。で、先週中古屋で見かけて安かったんで買ってきました。今の自分がいいと思えるかな、とちょっと身構えて聴いてみたら意外なほどよくってびっくり。
いかにもベストヒットUSAしてるアレンジと音作りって古く聴こえるはずなんだけど、まったく問題なくかっこいい。上手くいえないんだけどリズム隊が今日的なんですよ。リズムが素晴らしい音楽っていつまでも新鮮でいられるんだよね。
クラブ系の音やHIPHOPとかを多少とも聴いている耳で80年代の音楽を聴くとリズムが弱いなあと思っちゃうんだけど、このアルバムは余裕で聴ける。典型的な80年代のポップ・ミュージックなんだけどなあ。不思議だ。にしてもシンセの音とかは懐かし満点。曲は‘PERFECT WAY’‘WOOD BEEZ’をはじめ粒ぞろい。グリーンの声はやっぱり好きだなあ。
タグ:
80's,
rock,
UK,
レビュー
7月 11
次はこれ、行って見よう

コステロ・プロデュースってことで、SQUEEZEのこのアルバムを久々に聴いてるんだけど、やっぱりめっちゃくちゃ曲がいいんだよね~。練りになったアレンジ、演奏も最高ってことで、聴くたびに感心してしまい、次いで嬉しくなってきます。
Read the rest of this entry »
タグ:
80's,
rock,
UK,
レビュー
5月 02
いきいきとしたうたごえが素敵なのです

買ってから繰り返し聴いてるこのアルバムについて今日は書いてみます。物凄くうまいひとじゃないと思うんですけど、魅力的ですよね?エディ・ブリケル。自由気ままな雰囲気がいいんですよ。バンドとの息も合ってるし、歌うことが楽しくてたまらないという感じがいい。
唄いかたはリッキー・リー・ジョーンズあたりを彷彿とさせますが、あそこまで才気走ってないです。もっと天然。演奏もライブを重ねて練られて来たのが伝わってきて、いいなあと思います。フォークロックといえばそうなんだけど、やはりパンク以降の音なのでそれなりに屈折してます。80年代のカレッジ系ですよね。REM入ってるというか、今聴くと微妙に懐かしい。
全然アーティスト紹介になってないですけど、実際ほとんどこの人たちのこと知らないです。出た当時、このアルバムはかなり売れたらしい、とかもう1枚バンド名義のアルバムがあるとか、エディは後にポール・サイモンと結婚したとか、いう情報はぐぐったら出てきますけどね。それからgomesの新譜にもこのアルバムの邦題と同じ「星に輪ゴムを」という曲がありますよね?山田さんもエディ・ブリケル好きなのかな?
タグ:
80's,
rock,
US,
レビュー
10月 28
嫌いになれるわけがない

実はフェルトってそんなに凄いバンドではないかも知れないと思うのです。ヴォーカルのローレンスの呟くような唄もディーバンクのギターも独特ではあるけれど、歴史に残るほどのものか、というとちょっと考え込んでしまう。
Read the rest of this entry »
タグ:
80's,
post punk,
rock,
UK,
レビュー