8月 26
昔から音楽は好きだったけど、ライブのよさを知ったのは上京してからでした。目覚めさせてくれたのはGreat3。今から10年近く前の冬の夜。今は亡き新宿のパワーステーションの場所がよく分からず、地図を片手にうろうろしたのを思い出します。
彼らを知ったのは雑誌で見た“Richmondo High”のレビューですね。自分に合いそうなバンドだな、と感じて音を聴く前にアルバムをいきなり買ってしまったのが始まり。捨て曲なしの名盤で、そのバンドらしい生き生きした感じと洗練のバランスの素晴らしさが気に入ってすぐにヘビーローテーションになりました。
でもライブに行こうと思ったのはなぜなのかな?当時は好きになったら即ライブって感じではなかったから、ちょっとした気まぐれかも。でもその気まぐれを起こしてなかったらその後のライブ三昧の生活はなかったかもしれません。就職してそのまま東京で働き始めて間がないあの頃、知り合いもいなくて、音楽話のできる同僚もいなくて今思うと煮詰まってたなと思うのだけど、ライブの楽しさを知ることが出来たのは良かったな。
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6月 15
今日はダブ繋がりで、サイレント・ポエッツ。これが僕が持ってる彼らの音源で一番昔のもの。でもって一番好き。反復するリズムに透明感溢れるアレンジ。フランス人による呟くようなラップ。自分に思考が向っていくような独特の作用があります。深く沈みこんでいくような。初期のほうが緻密過ぎない音作りなんだよね。息がつまらない。久々に聴いたけど、やっぱりいいな。この時期のCDでもってないのもあるんだけど、欲しくなってきました。
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3月 27
昨日行ってきました。場所はなんと渋谷109前特設ステージでなんか見ているほうは落ち着かなかった。山田さんもやりにくそうだったけど、始まっちゃえばいつものゴメス・ワールドが展開されていて、じっくりと楽しむことができました。今回もとても安定した演奏でした。山田さんのうたも最後の歌詞が飛んじゃったのを除けば素晴らしかった。
いや、ほんとファンがこんなこといったらなんなんだけど、僕がライブを観始めた頃(weekend発売前後)を思い出すとヴォーカリストとしての存在感が全然違ってるなあと思ったりしました。それと同時にライブのたんびにアレンジを変えまくり試行錯誤を繰り返してた頃を懐かしく思ったりもしました。まあわがままなファンの独り言という事で。
・・・どうしても4月で転勤しちゃうんで、回顧モードになっちゃうな(ちなみに引越しは9日に決まりました)。といっても土曜日にやってくれたら遠征してこようとは思ってます。なんとかお金をためて。P.S.演奏曲目とかは山田さんのブログを見てください。
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12月 08
やっぱり、これかな
Port of Notesはそれこそ最初のシングルから聴いてたりします。最初はROJかなんかのレビューで知ったのかな?好きだったラブタンバリンズと同じクルーエルってことで視聴してみたら、素晴らしすぎっ!!て即買いしてそれ以来聴き続けてます。
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10月 24
離れているひとに想いをはせる
にはこのシングルがぴったりだと思いませんか?てな文章を書こうと思ってたのですが。今日は矢野顕子をNHKにこないだ出てたのをみたり、この記事を読んだりして、改めて聴きなおしたりしてました。でもなんか考えてた文章がどっか行っちゃって。・・・本当にもう。今年は災害が多くて。地震で大変なおもいをしている方々へ。どうか穏やかな夜がすごせますように。
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10月 02
いてくれてよかった
現在、空気公団は活動停止しているのですが、聴くとなんかそのことを思い出して悲しくなるので、封印していたんです、CD。大体メンバー脱退、活動停止イコール事実上の解散、ってすごく多いし。ちゃんとした情報を得るのを躊躇していました。
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9月 26
雨降り
になると聴きたくなるのがこのマキシに入っている‘スコール’。「彼の誕生日プレゼントを買いに出たら、雨に降られて云々」というよくある歌詞なんだけど、彼女のうたとピアノにヤン富田が付け加えたちょっとした効果音がぴったりはまってなんだかすごくいい。もちろんウォーホールに象徴されるニューヨークのアーティストとその時代への憧れを歌ったタイトルトラックも伸びやかなメロディとちょっとさびしい歌詞が印象的な2曲目もいいです。
このジャケットに写っているのは地下鉄の六本木駅で、内には以前書いた青山ブックセンターで立ち読みをしているかのさんの写真があったりします。これは都市の中にアートがあるということの象徴なのでしょうか?
かのさんは“青い地球はてのひら”からこのマキシを経て、“EXTRA BRIGHT”が出るころまでがいちばん好きです。
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9月 21
どういう風に書いたらこのカヴァー集のよさが伝わるのだろう?
と思って色々書いてみたんだけど、まだ僕には手に余るようです。他のアーティストに提供した曲とカヴァー曲で構成されたアルバム。使われている楽器はピアノと矢野顕子の声のみ。でもその響きはオーケストラよりも雄弁だよね?素敵すぎ。これを聴くたび、音楽好きになってよかったなあと、とため息をついてみたりして。
ほんといいんで、たくさんの人に聴いて欲しいなあ。こころに音がダイレクトに伝わってしまうので、不安定なときとかに聴くとやばいですけど。
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9月 08
ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー
山田詠美のこの短篇集をこれを聴くとつい連想してします。描いてる世界がなんか似てる。恋愛至上主義的黒人音楽って感じがしますね。力強くかつピースフルな雰囲気にあふれてて。
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9月 06
格好いいねえ
もちろん1st、2ndは名盤なんです。でも聴きた回数が一番多いのはこれ。なんか元気が出るので社会人なりたての頃は通勤時のBGMでした。大好きな‘LET’S GO’が2ヴァージョン入っているのも嬉しかった。今にして思えば、バンドが大きく変わろうとしていた時期だと思うのだけれど、この頃は田島さんとバンドの志向性とファンの求める方向が一致していた幸せな時期だったのかなと思ったりします。
僕は彼らのディープなファンではなかったからこういう感想は的外れなのかも知れないけど。どういう音楽を聴いたらこういう音になるのか?ソウルっぽくてちょっとジャズっぽくもあるサウンドは好きなはずなんだけど、本家のブラック・ミュージックはいまいちなじめず、洋楽では70年代モノやらプログレやら聴いていた僕は、田島さんのインタビューをよく読んだ記憶があります。彼が紹介してるのなら聴けるかもという予感があったからで、それは大正解でした。そのアルバムについては項を改めて次回書きます。
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