10月 14
雨ばかりなので
ビルの谷間から星空を見上げてるこのジャケットを取り出してみました。実際はこういうところでは空が明るすぎて星空は見えないですよね。街の明かりから遠く離れなくてはだめなのです。
子供の頃、耶馬溪にキャンプに連れて行ってもらった時に見た振るような星空は今でも忘れられません。目を凝らさなくても天の川が見え、月ではなくて星の気配が感じられることにわけもなく感動したものです。昔の人は当然こういう星空を毎日みていたわけで、それは日常だったわけですが、でも、だからこそそれに神を感じたりしたりしたのかも知れません。いつも見守ってくれる神聖な存在として。
ジャケット裏にはアンドロメダ座を含む星座の数々が描かれたりしています。アンドロメダ星雲は地球から230万光年離れているそうですが、永遠とそうでないものについて想いをめぐらすのに、この気の遠くなるような距離ほど似つかわしいものはないような気がします。
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10月 11
木曜日に母方の祖父が亡くなりました。病状の悪化は聞いていたのだが、もうちょっと大丈夫だと思っていたので残念でした。その日の夕方が通夜とのことで会社に連絡し、新幹線で実家へ。通夜はそこから20分ほど離れたところにある寺で行われました。
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10月 05
唯一無二
みきさんの文章を読んで、自分の好きなギタリストは誰かなー、と思ったとき、まず浮かんだのは、このDurutti Columnという一人ユニットをやってたヴィニ・ライリー。
小鳥のさえずり、鼓動を思わせるリズムボックスの音、やがて聴こえてくる深いエコーのかかった独特のギターサウンド。名曲‘Sketch for Summer’から始まるこのアルバムが真夜中になると時々無性に聴きたくなります。
希望に燃えてるような、絶望に満ちてるような、開放感と閉塞感が同居する不思議な音楽です。単に悲しいとか嬉しいとかそういうんじゃない複雑な想いがこめられているんだろうと勝手に想像してます。
80年に発表されたこの初期衝動の塊のような音楽は、やっぱりパンクを通過したがゆえに生まれたのでしょうか?・・・ストイックで美しいギターがたっぷり詰まってます。
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10月 04
要は政令によって定める輸入禁止期間は4年と定めるつもりなんだが、なにか意見ありますか、というコメント募集ですね。
いろんなとこで書かれてるように音楽レコードの還流防止の措置として4年間は長すぎだと思われます。ことに問題となるはずのJ-popって販売サイクルが短いので4年後、どれだけのCDが販売されているのか疑問(香港では同種の法律があって期間は18ヶ月だそう)。
まだどういう文章を書くかは考え中だけど、国に著作権法改正には反対である、ということを示すいい機会なのでメールしたいと思ってます。それで何かが変わるかどうかはわからないけどやることはやっておこうということです、音楽好きとして。
締め切りは10/13だそうです。
文化庁のサイト:著作権法施行令の改正に関するパブリックコメント(意見提出手続)の実施について
関連リンク:
パブリック・コメント募集
パブコメ提出運動
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10月 02
いてくれてよかった
現在、空気公団は活動停止しているのですが、聴くとなんかそのことを思い出して悲しくなるので、封印していたんです、CD。大体メンバー脱退、活動停止イコール事実上の解散、ってすごく多いし。ちゃんとした情報を得るのを躊躇していました。
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