jazzman recordから出てる“What Is Wrong With Groovin’”を聴いている。タイトルどおり通りグルーヴィーでファンキー、ジャジーなナンバーで固められたコンピ盤だ。この手のアルバムって結構あるんだけど、jazzmanのセレクトは一筋縄ではいかないというか変というか「どこから探してきたの?」的な曲が多くて大好き。中でもこれは怪しさ満点。ジャンルはいろいろだし、曲調もばらばら。なのにjazzman印が各曲に押されてるような統一感が素晴らしい。マニアックかつ聴きやすい。こういうのが好きだな。
タグ: jazz, レビュー相変わらずの試聴機買い
ネタ元として有名云々というポップを読んでふーんと思いながら聴いてみたらよさそうだったので買ってみた。ピアノトリオの編成のアルバムはあまり好んで聴くわけではないのでどうかなっと思いつつ、通して聴いてみたら、これが素晴らしかった。アーマッド=ジャマルの奏でるピアノのメロディはほんと美しくてひきつけられずにはいられない。
1970年発表でこういうジャケなんでフリーっぽいのかなと思ってたら、全然そんなことなくてほっとしたような。ジャズをそれほど聴き込んでない人(自分だ)にも受け入れらやすいわかりやすさがあるなあと思った。昨日から何度も流してるけどちっとも飽きないなあ。特に気に入ってるのは‘I Love Music’とハンコック‘Dolphin Dance’あたりかな。でも明日になったら左記の曲名は変わってるかも。
ここで結構ジャズ系のアルバムを紹介してるけど、もろモダンジャズっぽいのが少ないのは、「ジャズ名盤」といわれているものを色々聴いては見たものの今ひとつなじめないアルバムが多いから。もともと自分はロックを聴いてたんで、ジャズ好きの人とはいいと思うポイントが違うんだと思う。
だからレコ屋の試聴はなるべくするようにしてる。冒頭のネタがどうのってかいているのは一応聴く。DJおすすめとかもね。ジャズ雑誌おすすめ、ってよりは自分の耳にあうみたい。アーマッド=ジャマルについてぐぐってみると“But Not For Me”をはじめ50年代以降他にもいいアルバムがあるそうなので、聴いてみるつもり。
タグ: jazz, レビューGerardo Frisinaの3rdが気に入ったんでこないだ2nd買ったんだけどいいよね。こっちのほうがジャジー。でもフロア映えしそうな音でもあるよね。こういうのも好きなんだけど、全然詳しくないので広がっていかないなあ。たぶん今はロックより好きなんだけど、蓄積がある分ロック系のCDをつい買ってしまうところがある。この間書いたワイアットみたいに常に気にしているミュージシャンが結構いるので新譜が出るとそちらを優先してしまう。レコ屋の視聴はなるべくするようにしてるけど限界あるし。
ほんとはそういうのがかかってるとこにいけばいいんだろうけど。昔GPJにいってたころはギタポ系のCDが増殖したもんなあ。・・・いまはそういうとこに行くパワーはないけどさ。club jazzっていうのもわかったようなわからんようなくくりだよな~。まあロックだってそうだけど長く聴いてりゃ分かり部分はあるもんね。とりあえずSchemaをあつめればいいのかな?
タグ: jazz昨日に引き続きジャズを聴いてます。今かけてるのはKENNY CLARKE-FRANCY BOLAND BIG BAND“OFF LIMITS”。これもヨーロッパのジャズで東京にいる頃タワーで試聴して即買いしました。一緒に買ったのがこれですね。
久々に聴いたんだけどやっぱ凄いわ。1曲目のJon Surman作‘WINTER SONG’から怒涛の展開で音の洪水に圧倒されっぱなし。big bandってこんなに格好いいんだねえ~。特にホーンセクションが最高です。試聴できるサイトを探したけど見つからず。アマゾンに引っかからず。去年DJの人が発掘してCDになるまでは知る人ぞ知る作品だったそうな。でもこの音はマニアックなもんじゃないと思うんだけどね。発掘音源にありがちな1曲だけのアルバムではまったくないし、ほんといいよ~。
タグ: 70's, jazz昼間はニール・ヤング聴いてたんだけど、今は全然違うのが聴きたくなって。打ち込み細かすぎ。ヒップホップでジャズでソウル。当時新譜で買ったんだけど、あの頃はクラブ系の音が気になっていろいろ聴いてたな。クラブになんて行かなくなってたのにね。後はブラジルモノにはまってた。どちらもリズムが面白くて、凝りまくった音なのに聴きやすいとこが良かったんだよね。しかし、クラブ系は少し目を話すとさっぱり分からなくなるね。いや、元々よく分かってなかったんだけど。雑誌とかも読まなくなっちゃったしね。今はどういう感じの音が盛り上がってるんだろう?
タグ: jazzいいです
こないだ矢野顕子を紹介したんで、こんどはピアノの響きがいいやつってことで久々に聴いてみたんだけど、いいなあ、やっぱり。全編、ピアノソロのみ、しかも完全な即興演奏。なのにまったくだれない。快い緊張感とともに紡ぎだされる尋常じゃない美しいメロディ。1曲目とか26分もあるんだけど、聴くのを中断するなんてできっこない。そして演奏が終わって一瞬後に湧き上がる拍手を聴いて、「ああライブなんだよな」といつも思います。
しかし、ケルンを紹介しているサイトの多いこと!かなりポピュラーな作品なんだけど「自分だけのもの」という特別な感じを与えてくれる音楽であり演奏なんですよね。
タグ: 70's, jazz, レビュー