Jorge Drexler/12 Segundos de Oscuridad

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お気に入りのアーティストが増えました

12 Segundos de Oscuridad

 先週、東京でBRIAN AUGERを観てきました。すごく楽しいライブでしたよ。やっぱりオルガンは生で聴くと格別ですよね。で、その後、まだ時間があったのでレコ屋をまわったのですが、・・・いい音楽を聴いた後でCDを買いに行くのは危険ですね。なんだかいつもよりも真剣に試聴しまくり、散財してしまいました。でも当たりもいっぱいあったのでまあいいか。

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Julie Driscoll, Brian Auger & The Trinity/Streetnoise

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69年発表・アナログ2枚組の大作

Streetnoise

 最初に聴いたときはちょっとくどい感じがしたんですよ。もっとジャズっぽい感じのクールな音を想像してたので、Julieの声は頑張りすぎなんじゃないかとか思ってしまってて。でもよく考えてみるとこれ、ロックが一番わけの分からないパワーを持ってた時代にイギリスで作られたアルバムなんですよね。当然そうした空気はアルバムにたっぷり反映されていて、そう思って聴くとなんかすっかり違った音に聴こえてきました。

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曽我部恵一/ラブシティ

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名盤!

ラブシティ

 タワーレコード小倉店が今月いっぱいで閉店してしまいます。去年の4月に北九州に帰ってきてからここの試聴機でずいぶんお気に入りの音楽を見つけることが出来、お店自体もお気に入りだったので、残念なことです。昨日もなんかないかなとその小倉店に行ってみました。いやつい先週東京のタワーに行ったばかりなんですけどね。あすこはでかすぎていいCDをみつけるまえに疲れちゃったりするんで、ワンフロアでいろいろみれるこういう場所も大事なんですよ。

 てなわけで早速試聴。でもいまいちぐっとするものがなくて帰ろうかなっと思ったときにこのアルバムの1曲「土曜の夜」のイントロが聴こえてきたのです。あの少し金属的な音色のギターのリフが。いいなあこういう雰囲気。誰だ、これ?そしたらソカベの声が!

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[re:jazz]/expansion

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Expansion

 何回も頭の中で、‘People Hold on’が‘Promised Land’が‘Finally’がそしてハービーの‘Rock it’繰り返し、流れる。なんだかえらい気に入ってるみたいだ。試聴したときからよいのは分かってたんだけど、よく出来すぎていて飽きちゃうかな、とも思っていたので自分でも意外だった。上記の曲にはクラブ・ヒットした曲とモノホンのジャズが混在してるのだけど、全然違和感がないのが素晴らしい。彼らはきっとフロアで何が受けるかも良く知っていて、でも同時にジャズも大好きなんだろう。

 [re:jazz]はもともとはクラブ・ジャズ系のレーベル、インフラコムのヒット曲をジャズにしちゃおうという企画もののプロジェクトだったんだけど、3作目の本作で初めてオリジナルを収録したりしてバンドとしてのアイデンティを確立しているみたいだ。オリジナルも結構いい曲が揃ってると思う。どうしてもカバーに耳がいっちゃうのはそれが、とてもいい曲、かつジャズアレンジして時に映える楽曲だからだろう。そしてアレンジの妙。‘Rock it’とかすっごい新鮮に響く。僕はフロアの住人ではないので、クラブ側のヒット曲の原曲は知らないんだけど、やはり斬新な料理がなされてるんじゃないだろうか?原曲もいいんだろうなあ。

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Mighty Baby/Mighty Baby

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Mighty Baby

 最近ジャズ系にかたよってたのでたまには違うのを聴こうかと手に取ったのはこれ。書く前にいろいろ調べてたんだけどあんまりネットで取り上げてる人はいない。すげーマニアックなバンドなのかな?Actionというバンドの後身にあたるらしいが、Action自体が知る人ぞ知るという存在らしい。Paul WellerがActionのファンらしいが。てことはモッズ系?

 でも後身たるMighty Babyはメンバー、特にヴォーカルが違うせいか、そういう音ではない。69年英国産ロックらしい説明しにくい音だ。ブルース・ロックとかジャズ・ロックとかいう何とかロックみたいないわれるようになる前のロックなアルバム。1曲目のサックスのメロディが強い印象を残すんだけど、その曲も含め、それほど複雑で気をてらった曲構成ではないし、ジャケットから想像されるような、サイケな演奏でもない。ジャムっていくうちに曲がどんどん変化していく感じがいかにもこの時代の音って感じだけど、冗漫さは感じられないのはセンスのよさ故?ヴォーカルのメロディとコーラスがよい、というか練られているのも飽きがこない原因かもしれない。ああ、説明しにくいなあ。

 昔、「ルーツ・オブ・ブリティッシュ・ロック」という本でこのバンドの記事を読んだとき、なんか凄そうだとずっと気になって、数年後CD屋でこのジャケットを見かけたときに買ってみたんだけど、そういうインパクトをこの文章であたえるのはとても無理そうだ。このアルバムにはActionの音源がボーナストラックで付いてるんだけど、これは60年代のブリティッシュ・ビートの流れで説明できそうな音なんだよね。メロディやオルガンのフレーズが妙にクラシカルで時代が感じられるのもいい。普通に曲も演奏もいいし売れてもおかしく音。売れなかった、というか正規なアルバムも出なかったらしいけど。Mighty Babyはこれよりもゆるくてメロディはいいけどポップさに欠ける。だからこれがMighty Babyの個性なんだと思うけど、それ故マニアックな存在にとどまったんじゃないだろうか?

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Gentle Giant“Free hand”35周年記念盤

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 僕はコレクター気質ではないし、オーディオマニアでもないので同じアルバムを2枚買うことは普通ないのですが、タワーのポイントがたまったのでこれ幸いと購入。今日は何度も聴いて「やっぱ音いいわ~」と大満足。このアルバムについては以前書いたのですが、複雑怪奇な楽曲をポップに聴かせるっていう部分が自分にとってのツボみたいです。楽器やってる人が聴くとほんととんでもない演奏らしいんですが、テクニックの品評会みたいに聴こえないのがいい。Gentle Giantはなぜか古臭さを感じないんですよね。カンタベリー系もそうだけど。彼らのアルバムは他にはOctopusIn a Glass Houseしかもってないんだけど、35周年記念盤で出しなおされてるものをそろえてみようかなとここを読んで思ったりしました。

Free Hand
Gentle Giant/Free Hand

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1974年9月8日 日曜日 ドゥルーリィ・レイン劇場のロバート・ワイアット

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今週はこればかり聴いてました

Theatre Royal Drury Lane

 下半身不随になる原因となった例の事故からの復帰ライブなんだけど、ほんとに特別な雰囲気がかもし出されていて何度聴いてもあっという間に引き込まれてしまう。彼を敬愛し、音楽的にも深い繋がりを持つ仲間たちの音楽による対話がとても素敵なのだ。そこにはエゴはなく、ロバート・ワイアットの素晴らしい音楽を最良の形で表現したいという想いに溢れている。・・・なんだか胸がいっぱいになるよ。個人的には今年のベストですね。音楽を聴き続けてよかったという瞬間を今年も味わえてよかった。

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Hatfield and the North/The Rotters' Club

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聴いてると優しい時間が流れるのだ

rotters_club

 ジャジーなフレーズ満載だけどジャズじゃない。とても影響は受けているんだろうけどフュージョンではない。時代的にプログレの影響はあるんだろうけど、プログレとも違う。どこか浮世離れしていてユーモラスでポップな彼らの資質はやはり出発点にサイケデリック・ムーブメントがあるカンタベリーの出自のせいだろうか?

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Scritti Politti /Cupid & Psyche 85

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アルバムの後ろ3曲は12インチヴァージョンなのかな?

cupid

 こないだ一人PSY・S祭り状態になったとき、ふと聴きたくなって部屋を探しまくったアルバム。以前CDを大量に処分したときにうっぱらっちゃってたらしく見つからず。80年代ものが陳腐に聴こえた時期があったからな~。で、先週中古屋で見かけて安かったんで買ってきました。今の自分がいいと思えるかな、とちょっと身構えて聴いてみたら意外なほどよくってびっくり。

 いかにもベストヒットUSAしてるアレンジと音作りって古く聴こえるはずなんだけど、まったく問題なくかっこいい。上手くいえないんだけどリズム隊が今日的なんですよ。リズムが素晴らしい音楽っていつまでも新鮮でいられるんだよね。

 クラブ系の音やHIPHOPとかを多少とも聴いている耳で80年代の音楽を聴くとリズムが弱いなあと思っちゃうんだけど、このアルバムは余裕で聴ける。典型的な80年代のポップ・ミュージックなんだけどなあ。不思議だ。にしてもシンセの音とかは懐かし満点。曲は‘PERFECT WAY’‘WOOD BEEZ’をはじめ粒ぞろい。グリーンの声はやっぱり好きだなあ。

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Great3‘アイスクリームと風船とコーラ’

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florida_contest

 昔から音楽は好きだったけど、ライブのよさを知ったのは上京してからでした。目覚めさせてくれたのはGreat3。今から10年近く前の冬の夜。今は亡き新宿のパワーステーションの場所がよく分からず、地図を片手にうろうろしたのを思い出します。

 彼らを知ったのは雑誌で見た“Richmondo High”のレビューですね。自分に合いそうなバンドだな、と感じて音を聴く前にアルバムをいきなり買ってしまったのが始まり。捨て曲なしの名盤で、そのバンドらしい生き生きした感じと洗練のバランスの素晴らしさが気に入ってすぐにヘビーローテーションになりました。

 でもライブに行こうと思ったのはなぜなのかな?当時は好きになったら即ライブって感じではなかったから、ちょっとした気まぐれかも。でもその気まぐれを起こしてなかったらその後のライブ三昧の生活はなかったかもしれません。就職してそのまま東京で働き始めて間がないあの頃、知り合いもいなくて、音楽話のできる同僚もいなくて今思うと煮詰まってたなと思うのだけど、ライブの楽しさを知ることが出来たのは良かったな。

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