7月 24
気持ちいいです
いつリリースしても新譜で通りそうな時代感のなさが素晴らしい。この前後のアルバムは明らかに60年代末の香りがはっきりあるのになぜかこれだけが隔離して存在してる感じ。
あの“Pet Sounds”だって今聴いても勿論素晴らしいんだけど、あれはやはり60年代のロックを代表する名盤って気がするんですよね。
なのにこれはいつまでも新鮮。どんなタイプの音楽の後にかけても違和感がない。30分足らずであっという間に終わっちゃうけど、それがまたいいんだよな~。
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7月 16
うたってんだかしゃべってんだか
それすら判別できないようなヴォーカルが延々続いてるこんなアルバムが、なんでこんなにかっこいいのか?いや、こういうのもありなんだ~って初めて聴いたとき不思議な感動とともにおもったのでした。
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7月 09
慣れ親しんだ音楽
昨日、久しぶりに岡嶋二人を読んでました。BGMはR.E.M.“Out of Time”。大学生の頃に買ったアルバムです。これを買った頃はお気に入りのアルバムをかけてSFやミステリを読んだりしたもんです。だから心地よい時間でしたね。懐かしい時間の流れ。
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5月 31
安易に「歌で自分を表現したい」
・・・なんていっちゃいけないんですよ。そりゃあ、何事か表現は出来ると思うけど、なんだか、それって音楽じゃなくてもよかったんじゃないの?なんて思う作品が世には溢れてる。それなりに才気がある人もあったりして、いい作品だったりすることもあるし、聴いて気に入ってるものもあるんですけどね。でも、僕は音楽に魅入られてる人がやってる音楽が好き。
って前もこんなこと書いたっけ?音楽が好きで、音楽でなら自分を表現できるのではないかと思い、どうにかして表現したいと願い試行錯誤を続けている人のライブや作品に触れていたいな、と思うんだよね。
才能がある人は沢山いて、そういう人はたいてい自分のスタイルを持ってるんだけど、それだけでは物足りない、とわがままなリスナーの僕は感じたりします。素晴らしい輝きをもってデビューしたアーティストがいつしか同じことの繰り返ししか出来なくなる・・・そんな部分が見えるとどうしても自己再生産じゃないの、て思ってしまうのです。
人ってのは常に変わるものであって、でも同時に変わらないものでもあると思うんですよ。だからその人もその人が奏でる音楽も、常に変化してて、新鮮さを失わず・・・にもかかわらず、その人でしかないような・・・そういうあり方を求めてしまう。
今、Laura Nyroのライブ盤を聴いてます。彼女の歌とピアノ、そしてバックコーラスのみの編成でシンプルなアレンジなんだけど、彼女のキャリアの長さ、というか長年自分の表現を突き詰めてきた人だけが到達できる自在さが感じられて何度聴いても、素晴らしいな、と思います。
というのは過去の作品をたどると彼女がいかに沢山の音楽を愛し、自分のものにいるかってことが分かるのだけれど、そういういろんなやり方を知ってることで、ほとんど本能的に今ここでやるべき演奏を選ぶことが出来ている、そんな気がするんですよね。
だからちょっとしたフレーズにも凄く存在感がある。聴いてて胸にしみこんでいくるような音で、ほんと、いいよなあ。こういうものが「自分を表現」できてる音楽なんじゃないかと僕は思うんですけど、どうでしょう?
すっごく切ないんだけど、同時に心温まる雰囲気があって。このアルバムを初めて聴いたとき、音楽を好きになってよかったなと改めて思ったもの。これを読んでもしかしてLAURA NYROに興味を持たれた方がいるのなら、ここへ。分かりやすくかつ彼女への思いのこもった文章を読むことが出来ます。
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5月 06
土埃のするリリカルなサウンド
長く音楽聴いてると、自分に合うものが自然と分かるようになるもんなんですよね。このCDがその良い例で視聴で一発で気にいって買ったんだけど、その後もずっと聴き続けてます。暖かなアコースティックサウンドの上に乗っかるメロディが素晴らしくて、何度もリピートしたくなります。
この人はスミスが好きだそうですが、そう思って聴くとイギリスっぽいメロディなんだよね。Joshはアメリカ人なんだけど、なんか英国人がカントリー・ロックをやってるように聴こえる瞬間があったりします。
アレンジもアコギを基本にパッパラコーラスあり、ストリングスで盛り上がったり、ピアノでシンプルに迫ったりと多彩なんだけど、作りこみすぎてない自然な感じで飽きさせない。それから声もいいんですよね。なんか切なくてさ、線が細い気もするけど、そこがまたいい。
一時期この手の音はオーソドックス過ぎるというか、どこか閉じた感じがして聴けなかったんだけど、今はすっと入ってくるのが不思議です。以前が音楽を頭で聴きすぎていたのか、それとも今新しい音に反応できなくなったのか・・・多分両方なんだろうなあ。
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5月 02
いきいきとしたうたごえが素敵なのです
買ってから繰り返し聴いてるこのアルバムについて今日は書いてみます。物凄くうまいひとじゃないと思うんですけど、魅力的ですよね?エディ・ブリケル。自由気ままな雰囲気がいいんですよ。バンドとの息も合ってるし、歌うことが楽しくてたまらないという感じがいい。
唄いかたはリッキー・リー・ジョーンズあたりを彷彿とさせますが、あそこまで才気走ってないです。もっと天然。演奏もライブを重ねて練られて来たのが伝わってきて、いいなあと思います。フォークロックといえばそうなんだけど、やはりパンク以降の音なのでそれなりに屈折してます。80年代のカレッジ系ですよね。REM入ってるというか、今聴くと微妙に懐かしい。
全然アーティスト紹介になってないですけど、実際ほとんどこの人たちのこと知らないです。出た当時、このアルバムはかなり売れたらしい、とかもう1枚バンド名義のアルバムがあるとか、エディは後にポール・サイモンと結婚したとか、いう情報はぐぐったら出てきますけどね。それからgomesの新譜にもこのアルバムの邦題と同じ「星に輪ゴムを」という曲がありますよね?山田さんもエディ・ブリケル好きなのかな?
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1月 07
昨年末、鈴木祥子が
‘Back Of A Car’(Radio Cityに収録)を演ったというのを読んで、久しぶりにこの初期の2in1を聴いてみたんだけど、やっぱり素晴らしいですよね。楽曲のよさと練りに練ったアレンジ、美しいハーモニー、一体感に満ちた演奏。
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12月 30
ヴィブラフォンなアルバム:その2
とにかく観客が熱狂してる。それを受けて演奏はさらに盛り上がっていく。・・・というのがリアルに伝わってくるのがいい。タワーの視聴機で一人で盛り上がってたのは僕です。
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12月 08
音楽の大好きな人なら
それが存在していることを感謝したくなるくらい、愛している作品があるんじゃないかと思う。すっごく疲れた時とか、弱ったときでも耳にするだけで落ち着けるような、それでいて聴き終わるときにはやっぱり音楽って最高だよね、と盛り上がれるような。
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11月 20
これは聴き倒しました
何度聴いても出だしのピアノの音に強烈に惹きつけられるアルバムです。硬質でひたすら美しい音。ピアノってこんな風に鳴らせるんだなってこれを聴いたことがある人はそう思うんじゃないかな。
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